【歌詞翻訳・意味解説】Death Cab For Cutie/デス・キャブ・フォー・キューティ What Sarah Said/ホワット・サラ・セッド【歌詞翻訳・意味解説】

アメリカの4ピースロック・バンド。
バンド名はビートルズの映画『マジカル・ミステリー・ツアー』に登場する英国ジャズ/ロック/コメディ集団のボンゾ・ドッグ・ドー・ダー・バンドがパフォーマンスした曲名に由来。日本語名「かわいい子には死の車を」。

叙情的なメロディと切なく儚げな歌声とアグレッシブなギターサウンドが特徴。

この曲は、歌詞を読みながら曲を聴いていたのですが、最後は涙をこらえきれない状態に…
これまで聴いた中でも,間違いなくトップに入る美しい曲です。心底美しい。
聴き終わった後も、あまりの衝撃と感動でしばらく何もできませんでした。

こういう曲に出会うときがあります。
ヴィデオから入ってくるのは音声情報だけなのに、曲を聴いていたあの6分間ほどは、この私も確かに主人公のいる小さな病室にいたと思います。

思うに、これが本当のラヴソング。

And it came to me then that every plan is a tiny prayer to Father Time
As I stared at my shoes in the ICU that reeked of piss and 409
And I rationed my breaths as I said to myself that I’d already taken too much today
As each descending peak on the LCD took you a little farther away from me
Away from me

Amongst the vending machines and year-old magazines in a place where we only say goodbye
It stung like a violent wind that our memories depend on a faulty camera in our minds
But I knew that you were a truth I would rather lose than to have never lain beside at all
And I looked around at all the eyes on the ground as the TV entertained itself

‘Cause there’s no comfort in the waiting room
Just nervous pacers bracing for bad news
And then the nurse comes round and everyone will lift their heads
But I’m thinking of what Sarah said that “Love is watching someone die”

So who’s going to watch you die?..
So who’s going to watch you die?..
So who’s going to watch you die?..

その時ふと気づいたんだ 
「時間」という神から見れば
(認められたいだの成功したいだのっていう)人間の望みなんて
本当につまらないものなんじゃないかって 
だって結末は誰でも一緒なんだから

小便の匂いの染みついた
薬臭いICU(集中治療室)で
自分の足元をひたすらじっと眺めてた時のことだ

ベッドにいる君のことを思うと
息をするのも気が引けて
今日はもう疲れた,勘弁してくれよってつぶやいた

心電図モニター(LCD)の画面では
突起(ピーク)がだんだん小さくなってた
少しずつ,君が離れていくのがわかったよ
別れる時がそこまで来てた

自動販売機と
くたびれた古雑誌に囲まれた場所 
それが病院だ
そこで交わすのは
「お大事に」でも「さよなら今までありがとう」でも,とにかく別れを告げる言葉だけ

もう2人の思い出は
お互いのあやふやな記憶のなかにしかない
そう気づいた時は
立ち直れないほど辛かったけど

それでもこうも思ったよ 
本当に大切な人に出会えてよかった 
たとえいつかは別れなきゃならないとわかっていても
全然出会えなかったよりはずっといいって

周りを見回すと
誰もが下を向いてた 
TVはついてたけど
見てる人なんかいなかった

だって控室には安らぎなんかない
電子機器やセンサーの立てる
不吉で耳障りな音が聞こえるだけだ
担当の看護師がやってきたら
みんな顔を上げるけど
自分はサラの言葉を思い出してた
「どんなに大事な人でもいつかはこの世からいなくなる その苦しみや悲しみを受け止めることが愛するってことなの」

君がいなくなってしまったら,その苦しみや悲しみは誰が受け止めるんだろう?
そして自分がいなくなる時は,誰が受け止めてくれるんだろう?
そして君たちには,それを受け止めてくれる人はいる?

(補足)
SarahとYouの関係について、Sarahは、DCFCのヴォーカルBen Gibbardの実在の友人であるという投稿を海外のサイトで見かけたため、SarahとYouは別人ということで和訳しています。

このコメントによると、someoneというのは愛する相手のことらしい。
partnerとあるので結婚はしていないのでしょう。(parentはタイプミスだと思います)。

【歌詞翻訳・意味解説】Death Cab For Cutie/デス・キャブ・フォー・キューティ You Are A Tourist/ユー・アー・ア・トゥアリスト【歌詞翻訳・意味解説】

アメリカの4ピースロック・バンド。
バンド名はビートルズの映画『マジカル・ミステリー・ツアー』に登場する英国ジャズ/ロック/コメディ集団のボンゾ・ドッグ・ドー・ダー・バンドがパフォーマンスした曲名に由来。日本語名「かわいい子には死の車を」。

叙情的なメロディと切なく儚げな歌声とアグレッシブなギターサウンドが特徴。

やられました。地元を離れた当時、この歌詞に登場する人物と全く同じ状況で、周囲から浮いていました。
あの当時この曲を知っていたらどんなによかったかと思わずにはいられません。きっと随分楽になったと思います。

私の場合、幸い自分の居場所が見つかりましたが、私と同じように感じている人がいたら、この曲を聴いて、(そしてこの日本語訳を読んで)新しい世界に一歩を踏み出してもらいたいと思います。

This fire grows higher
This fire grows higher
This fire grows higher
This fire grows higher

When there’s a burning in your heart
An endless yearning in your heart
Build it bigger than the sun
Let it grow, let it grow
When there’s a burning in your heart
Don’t be alarmed

This fire grows higher

When there’s a doubt within your mind
Because you’re thinking all the time
Framing rights into wrongs
Move along, move along
When there’s a doubt within your mind

When there’s a burning in your heart
And you think it’ll burst apart
Or there’s nothing to feel
Save the tears, save the tears
When there’s a burning in your heart

And if you feel just like a tourist in the city you were born
Then it’s time to go
And define your destination
There’s so many different places to call home
Because when you find yourself the villain in the story you have written
It’s plain to see
That sometimes the best intentions are in need of redemptions
Would you agree?
If so please show me

This fire grows higher
When there’s a burning in your heart

炎が燃え上がるように,思いは強くなっていく
外からは見えない,だけど灼けつくようなこの思いを抑えられない
いてもたってもいられない,抑えきれないこの気持ちが
どうやっても治まらない

心の中に,炎のような強い気持ちが生まれることがある
そうしたいと願うばかりで,どうやっても抑えられない
日を追うごとに,その気持ちが強くなる
そんな時は,気にするな その気持ちのままに突っ走れ
その気持ちが芽生えても
慌てる必要なんかない

胸の中の灼けつくような思いは止められない

これでいいんだろうかと感じる時が来る
当たり前だ だって四六時中 
こんなのおかしいと思いながら,それでも無理を通してるんだから
だからそうなったら歩き出せ 構うもんか
これでいいのかと疑問を感じたら,とにかく一歩を踏み出すんだ

心の奥から何かに駆り立てられて
このままでは耐えられない いつか爆発すると思ったり
逆に,もうどうでもよくなったりしても
悲しむ必要なんかない 泣く必要もない
その気持ちが大事なんだ

生まれ育った町にいるのに,周囲になじめず,自分がよそものの旅行者みたいに思えたら
今がその時だ 迷わなくていい
行先を決めて歩き出せ
世の中は広い 自分に合う人間や場所が必ず見つかるはずだ
自分が主人公の人生なのに,気づいたら自分はヒーローじゃなくて悪役だった
そう思ったら,誰にだってわかることだ
良かれと思ってしたことが,かえって逆効果になることもあるだろ?
そうじゃないか?
だから,そうだと思うのなら,態度で示して行動に移せ

胸の炎はどんどん広がっていく 消えることはない
心の奥で,一度何かに火がついてしまったら,もうどうしようもない
だから,そうなったら迷うな 歩き出せ

【歌詞翻訳・意味解説】Death Cab For Cutie/デス・キャブ・フォー・キューティ Codes and Keys/コードズ・アンド・キーズ【歌詞翻訳・意味解説】

アメリカの4ピースロック・バンド。
バンド名はビートルズの映画『マジカル・ミステリー・ツアー』に登場する英国ジャズ/ロック/コメディ集団のボンゾ・ドッグ・ドー・ダー・バンドがパフォーマンスした曲名に由来。日本語名「かわいい子には死の車を」。

叙情的なメロディと切なく儚げな歌声とアグレッシブなギターサウンドが特徴。

歌詞が素晴らしい!胸にこたえます!!
別に歌詞に登場するYOUの立場にいるわけではないのですが、それでもグッときます。いい曲です。

この曲の入ったアルバム「Codes and Keys」は、グラミー賞のBest Alternative Music Albumにノミネートされています。
他の収録曲はまだ聴いていませんが、きっと素晴らしいと思いますね。

We won’t get far
Flying in circles inside a jar
Because the air we breathe
Is thinning with the words that we speak

That we speak
You and me
That we speak
You and me

You’re on the floor
Fearful of what’s outside your door
But the codes and keys
They can protect you
From the pangs of jealousy

When you scream
Love you see
Like a child
Throwing stones at the sky
When they fall back to earth
As minor chords of major works
Separate rooms of single life
We are one
We are alive

We are alive
We are alive
We are alive
We are alive

2人の関係にもう先はないよ
瓶のなかをぐるぐる飛んでるように,ただ惰性でつながってるだけ
もう話すこともない だって今吸ってるこの空気が
何か言う度に薄くなり,息が苦しくなるんだから

何か話すと
その度に
空気が薄くなり,
息が苦しくなってくるんだ

今の君は現実を受け入れられない
部屋の床に座り込んで閉じこもり,
ドアの向こうの外の世界に怯えてる
確かに,暗号(コード)とキーで,壁を作り上げれば
恐ろしい現実の世界とは無縁でいられるよ
誰かに嫉妬して,それで苦しまなくても済むからね

だけどその壁を取り払って,本当の気持ちを吐き出したら
失ったものの大きさに気づくんだ
腹が立って
子どもが空に向かって石を投げるように,
何かに怒りをぶつけるかもしれない

でもしばらくしたら,石は地面に落ちてくる
君の怒りも収まるはずだ
そうなった時,2人の今までの思い出は,
小さな和音(コード)になって,
君の人生という壮大な曲の一部になる
そして分かれてしまった2人の人生も,
時間という大きな流れの一部になる
別れることにはなったけど,
それでも2人は同じ時間の流れのなかにいて,
今も一緒に生きているんだ

時間という
ひとつの
同じ流れの中で
今も一緒に生きている