【歌詞翻訳・意味解説】Ed Sheeran/エド・シーラン I See Fire/アイ・シー・ファイア【歌詞翻訳・意味解説】

イギリスのシンガーソングライター。
住所不定だった孤高のシンガー・ソングライターが、「たった1枚のアルバムで世界へ羽ばたいた」と評される天才。

2013年、映画『ホビット 竜に奪われた王国』のエンド・クレジットに書き下ろし曲『I See Fire(英語版)』が使用された。

2014年リリースのアルバム「x(マルティプライ)」は、イギリス・アメリカともにアルバム・チャートで初登場1位を獲得。イギリスではプラチナ・ディスクに認定された。

この曲は、Peter Jackson監督の映画「Desolation of Smaug」のサウンドトラックに収録されてます。
ヴィデオを見ているうちにだんだん彼がホビットに見えて来ました。
また隣に座っている監督が何故か北海道のコロボックルに見えてしまいます・・・・。

監督、申し訳ありません。

Oh misty eye of the mountain below
Keep careful watch of my brothers’ souls
And should the sky be filled with fire and smoke
Keep watching over Durin’s sons

If this is to end in fire then we shall all burn together
Watch the flames climb high into the night
Calling out father, oh stand by and we will watch the flames burn auburn on the mountainside

And if we should die tonight we shall all die together
Raise a glass of wine for the last time
Calling out father, oh prepare as we will watch the flames burn auburn on the mountainside
Desolation comes upon the sky

Now I see fire inside the mountain
I see fire burning the trees
And I see fire hollowing souls
I see fire, blood in the breeze
And I hope that you remember me

Oh should my people fall then surely I’ll do the same
Confined in mountain halls, we got too close to the flames
Calling out father, oh hold fast and we will watch the flames burn auburn on the mountainside
Desolation comes upon the sky

Now I see fire inside the mountain
I see fire burning the trees
And I see fire hollowing souls
I see fire, blood in the breeze
And I hope that you remember me

And if the night is burning I will cover my eyes
For if the dark returns then my brothers will die
And as the sky is falling down it crashed into this lonely town
And with that shadow upon the ground I hear my people screaming out

And I see fire inside the mountains
I see fire burning the trees
And I see fire hollowing souls
I see fire, blood in the breeze
I see fire (oh you know I saw a city burning) fire
And I see fire (feel the heat upon my skin) fire
And I see fire…fire

And I see fire burn auburn on the mountainside

ああ,眼下に広がる山よ
霧に包まれたその美しい目で
仲間の魂をずっと見守って
空が炎と煙に包まれても
ドゥリンの子らから目を離さず
その行く末を見ていてくれ

この旅が炎に包まれ終わるとしても
その運命をみんなで一緒に受け入れよう
目の前で炎が夜空へと
舞い上がっていくのを見つめよう
父の名を呼びながら
互いに肩を並べる
あの火が紅蓮の炎を上げて
山肌をなめて行くのが見えるはず

たとえ今夜限りの命でも
その運命をみんなで一緒に受け入れる
最後にワインをグラスに注いで
乾杯して旅立とう
父の名を呼びながら
覚悟を決める
あの火が紅蓮の炎を上げて
山肌をなめて行くのが
見えるはず
荒れ地と空が出会うあの場所で

今この目には
山の内側で燃え上がる
炎の姿が映っている
その炎は木々を焼き
魂を抉り出していく
今も炎が見えている
まるで風に舞う赤い血みたいだ
こんなヤツがいたことを
どうか覚えていてくれよ

仲間に何かが起こったら
自分もきっと後を追う
山の空洞に閉じ込められて
炎に近づき過ぎたんだ
父の名前を呼びながら
しがみつけば
あの火が紅蓮の炎を上げて
山肌をなめて行くのが見えるはず
荒れ地と空が出会うあの場所で

今この目には
山の内側で燃え上がる
炎の姿が映っている
その炎は木々を焼き
魂を抉り出していく
今も炎が見えている
まるで風に舞う赤い血みたいだ
こんなヤツがいたことを
どうか覚えていてくれよ

夜が炎に包まれても
この目を覆ってしまえばいい
だってあの暗闇が戻ってきたら
仲間が死んでしまうんだから
空が砕けて
人里離れたこの街に
そいつが真っ逆さまに落ちてきた
大地は影に包まれて
仲間の叫び声が聞こえてくる

今この目には
山の内側で燃え上がる
炎の姿が映ってる
その炎は木々を焼き
魂を抉り出していく
今も炎が見えている
まるで風に舞う赤い血みたいだ
こんなヤツがいたことを
どうか覚えていてくれよ

炎が見える
燃えあがるその炎
目の前で火が
紅蓮の炎を上げながら
山肌をなめていく

【歌詞翻訳・意味解説】Ed Sheeran/エド・シーラン Grade 8/グレイド・エイト【歌詞翻訳・意味解説】

イギリスのシンガーソングライター。
住所不定だった孤高のシンガー・ソングライターが、「たった1枚のアルバムで世界へ羽ばたいた」と評される天才。

2013年、映画『ホビット 竜に奪われた王国』のエンド・クレジットに書き下ろし曲『I See Fire(英語版)』が使用された。

タイトルの「Grade 8」ですが、これは私が想像したような10代の子どもを指すのではなく、UKで非常に優れたスキルを持つ生徒に与えられる評価のようです。

My mind is a warrior,
My heart is a foreigner,
My eyes are the colour of red like a sunset,
I’ll never keep it bottled up,
Left to the hands of the coroner,
Be a true heart not a follower,
We’re not done yet now,

I see it in your movements tonight,
If we should ever do this right,
I’m never gonna let you down,
Oh I’ll never let you down,
Now keep it on the down low
And I’ll keep you around so I’ll know,
That I’ll never let you down,
I’ll never let you down.

You’re strumming on my heart strings like you were a grade 8 but I never felt this way,
I’ll pick your feet up off of the ground and never ever let you down,
You’re strumming on my heart strings like you were a grade 8 but I never felt this way,
I’ll pick your feet up off of the ground and never ever let you down,

My eyes are a river filler,
This drink is a liver killer,
My chest is a pillow for your weary head to lay to rest again,
Your body is my ballpoint pen
And your mind is my new best friend,
Your eyes are my mirror to take me to the edge again,

Now I see it in your movements tonight,
If we should ever do this right,
I’m never gonna let you down,
Oh I’ll never let you down,
We’ll keep it on the down low
And I’ll keep you around so I’ll know,
That I’ll never let you down,
I’ll never let you down,

You’re strumming on my heart strings like you were a grade 8 but I never felt this way,
I’ll pick your feet up off of the ground and never ever let you down,
You’re strumming on my heart strings like you were a grade 8 but I never felt this way,
I’ll pick your feet up off of the ground and never ever let you down,

Hold my heart to stop me bleeding now, now, now, and I’ll never let you down [x4]
‘Cause You’re strumming on my heart strings like you were a grade 8 but I never felt this way,
I’ll pick your feet up off of the ground and never ever let you down,
You’re strumming on my heart strings like you were a grade 8 but I never felt this way,
I’ll pick your feet up off of the ground and never ever let you down,

頭の中は冷静で,戦略だって立てられるのに
気持が全然ついてかなくて,どうすればいいのかわからない
まるで自分じゃないみたいだ
燃え上がる心の炎を消せなくて
目の色まで夕焼けみたいになりそうだ
だけど想いも打ち明けないまま
恋い焦がれて死んじゃって
検死されるなんてイヤなんだ
だから自分の気持ちに素直になって
周りの声なんて聞くことないよ
まだ2人には先がある

今夜のその動きを見てればわかる
もしこれが上手くいったら
もうがっかりなんてさせたりしない
ウソじゃない
ただ他の人にばれないように
このことはちゃんと秘密にしてよ
その代わりいつもそばにいて
ちゃんと約束が守れるように

一緒にいると気持の揺れが止まらない いつもハラハラしっぱなし 
ギターの達人の手にかかって,激しく震える弦みたい
こんな気持ちは初めてなんだ
だからその体を抱え上げ,足を地面から持ち上げて *
幸せにしてあげる

涙が溢れてしかたない まるで川みたいだ
飲んじゃったら体に悪いよね
もし疲れたら,また一緒に横になって
この胸に頭を乗せて休めばいいよ
その体を抱いてると,ボールペンを持ってるみたいに
次々曲が浮かんでくる
自分の事をこんなにわかってくれる人も他にはいない 
その目を見てると,またどうしようもなくなっちゃうよ

今夜のそのそぶりを見ているとわかる
もしこれが上手くいったら
決して後悔はさせないから
本当だよ
周りにはヒミツにして
わからないようにするつもりだけど
それでもよそ見なんかしたりしない
約束がちゃんと守れるように
自分でも頑張るから

一緒にいると気持の揺れが止まらない いつもハラハラしっぱなし 
ギターの達人の手にかかって,激しく震える弦みたい
こんな気持ちは初めてなんだ
だからその体を抱え上げ,足を地面から持ち上げて
幸せにしてあげる(2回繰り返し)

だからこの気持ちを受け止めて
もうこれ以上苦しめないでよ
がっかりなんてさせないから(4回繰り返し)

だって一緒にいると気持の揺れが止まらない いつもハラハラしっぱなし 
ギターの達人の手にかかって,激しく震える弦みたい
こんな気持ちは初めてなんだ
だからその体を抱え上げ,足を地面から持ち上げて
幸せにしてあげる

一緒にいると気持の揺れが止まらない いつもハラハラしっぱなし 
ギターの達人の手にかかって,激しく震える弦みたい
こんな気持ちは初めてなんだ
だからその体を抱え上げ,足を地面から持ち上げて
後悔なんかさせないよ

(補足)

歌詞に登場する*「I’ll pick your feet up off of the ground」の部分について説明したいと思います。
訳文をご覧になるとおわかりかと思いますが「その体を抱え上げて」という部分は、原文にはそれに対応する箇所がありません。

とはいうものの「その足を地面から持ち上げて」と和訳しただけでは、その部分だけがあまりに唐突で、何故「地面から持ち上げ」なければならないのかがわかりません。

本当のところはEd Sheeran本人に聞かない限りわからないのですが、個人的にどうしてもこのままにすることができずに悩んでいたところ、海外のSongfactというサイトで
「この曲はEd Sheeranが17歳のときに付き合っていた彼女について書いた曲」だという記述を発見しました。
しかも彼の「+」には、この彼女のことを題材にした曲が多数存在するそうです。

したがってこの彼女は、『Wake Me Up』に登場する相手である可能性がかなり高い。
この『Wake Me Up』では結婚指輪にそれとなく言及しています。
仮に同じ相手であるとすると、この曲でも心理的には同じ状態であろうと考えられるので、*の「I’ll pick your feet up off of the ground 」の部分を「その足を地面から持ち上げて」と直訳せずに、新居に入る際に新郎が新婦を抱え上げるアレを意識させる
「だからその体を抱え上げ 足を地面から持ち上げて」
という訳文にしています。

【歌詞翻訳・意味解説】Ed Sheeran/エド・シーラン Wake Me Up/ウェイク・ミー・アップ(目覚めさせて)【歌詞翻訳・意味解説】

イギリスのシンガーソングライター。
住所不定だった孤高のシンガー・ソングライターが、「たった1枚のアルバムで世界へ羽ばたいた」と評される天才。

2013年、映画『ホビット 竜に奪われた王国』のエンド・クレジットに書き下ろし曲『I See Fire(英語版)』が使用された。

2014年リリースのアルバム「x(マルティプライ)」は、イギリス・アメリカともにアルバム・チャートで初登場1位を獲得。イギリスではプラチナ・ディスクに認定された。

歌詞に登場する相手は文字通り「彼を起こした(=目覚めさせた)」のでしょうか?それともこれはメタファーなんでしょうか?

最初は文字通り「起こした(=目覚めさせた)」のだと思っていたのですが、それだけではないのではないかと思い始めました。
仮にそうだとすると、もう一つの「起こした」というのは一体どういうことなのでしょうか?
個人的には、主人公(の彼)の相手(の彼女)に対する見方が変わったのだと思っています。それ以前は主人公は相手のことを単なる友人だと思っていたが、今は恋人(彼女/妻)の候補として見るようになったというわけです。

I should ink my skin with your name
And take my passport out again
And just replace it
See I could do without a tan
On my left hand,
Where my fourth finger meets my knuckle
And I should run you a hot bath
Fill it up with bubbles

‘Cause maybe you’re loveable
And maybe you’re my snowflake
And your eyes turn from green to gray
In the winter I’ll hold you in a cold place
And you should never cut your hair
‘Cause I love the way you flick it off your shoulder

And you will never know
Just how beautiful you are to me
But maybe I’m just in love
When you wake me up

And would you ever feel guilty if you did the same to me?*
Could you make me a cup of tea
To open my eyes in the right way
And I know you love Shrek
‘Cause we’ve watched it 12 times
But maybe you’re hoping for a fairy tale too
And if your DVD breaks today
You shoulda got a VCR
Because I’ve never owned a Blue ray, true say

And now I always been shit at computer games
Because your brother always beats me
And if I lost, I’d go across and chuck all the controllers at the TV
And then you’d laugh at me
And be asking me
If I’m gonna be home next week
And then you lie with me ‘till I fall asleep
And flutter eyelash on my cheek between the sheets

And you will never know
Just how beautiful you are to me
But maybe I’m just in love
When you wake me up

And I think you hate the smell of smoke
You always try and get me to stop
You drink as much as me
And I get drunk a lot
So I take you to the beach
And walk along the sand
And I’ll make you a heart pendant
With a pebble held in my hand
And I’ll carve it like a necklace
So the heart falls where your chest is
And now a piece of me is a piece of the beach
And it falls just where it needs to be
And rests peacefully
So you just need to breathe to feel my heart against yours now
Against yours now
‘Cause maybe I’m just in love when you wake me up
Or maybe I’m just in love when you wake me up
Maybe I fell in love when you woke me up

名前のタトゥを入れようかな
パスポートはまた取り直して
書き換えればいいんだし
日焼けしてもそこだけは
肌が白いまま残るけど,それでも別に構わない
この左手の
薬指の根本のところなら
それからお風呂にお湯を張って
泡で一杯にしてもいいな

だってきっと好きになれると思うから
探してた相手は目の前にいるのかも
目の色が緑から灰色に変わるんだね
そうだ,冬の間,寒い場所では抱いててあげるから
髪は切っちゃダメだからね
肩にかかる髪を払う,その仕草が好きなんだから

きっと信じてもらえないけど
今の君はすごくかわいいよ
だけどもしかしたら気のせいなのかな
好きだと思ってるだけなのかも
昨日一晩一緒に過ごして
今朝は起こしてもらったから

あれが逆の立場だったら
君も気が咎めるのかな?*
淹れてもらった紅茶を飲んだら
この眠気も取れるから
きっとはっきりわかるはず
シュレックが好きなんだよね?
だって一緒にもう12回も見てるもの
もしかして同じようにああいうお伽話に憧れてるの?
もし今日DVDが壊れたら
ヴィデオプレイヤーを買うんだよ
だってブルー・レイなんてもってないんだから,いい?

ゲームはとにかくヘタクソなんだ
だって君のアニキに負けてばかりだから
負けたら,頭に来て,コントローラーを片っ端から,TVに向かって投げつける
そしたらこっちを見て笑いながら
こんな風に聞かれるんだ
来週はもう遊びに来ないのって
それから眠くなるまで僕のそばに寄り添って
一緒にシーツに包まれる
この頬に君の睫毛を感じながら

きっと信じてもらえないけど
今の君はすごくかわいいよ
だけどもしかしたら気のせいなのかな
好きだと思ってるだけなのかも
昨日一晩一緒に過ごして
今朝は起こしてもらったから

タバコの匂いが嫌いなんだろ?
いつもやめさせようとしてるから
お酒に関しては,お互いいい勝負だけど
酔いつぶれるのは大抵こっちの方
だから浜辺に連れて行って
砂浜を一緒に散歩する
ハートのペンダントを作ってあげる
そこで拾った小石を使って
削ってネックレスみたいにすれば
その胸の辺りにハートが来るよ
そうすれば,この想いが浜辺の思い出の一部になって
相応しい場所にちゃんと納まって
ずっとそこに残るから
気持ちを確かめたくなった時は
ただ息すればいいんだよ
そうすれば想いの在り処がわかるはず
その胸の上にあるんだよ
だけどもしかしたら気のせいなのかな
好きだと思ってるだけなのかも
昨日一晩一緒に過ごして
今朝は起こしてもらったから
多分きっとそうなんだ
今朝一緒に目が覚めて,それで好きになったんだ

(補足)

* 歌詞の中に登場するこの一文:「And would you ever feel guilty if you did the same to me?」ですが、実はこの箇所の解釈が曲全体の解釈を左右します。

一体主人公は相手に何をしたのか?

ここからは私の勝手な想像なのですが、前の晩に主人公と相手は「ルビコン川を渡ってしまった(←わかりにくかったらすみません)」のだと思われます。

ゲームの下りからもわかるように、おそらく主人公は、彼女の兄弟(確率的に兄でしょう)の友人。彼女とは旧知の仲だったのですが、以前はただの友人だったのでしょう。

しかしなにかのはずみで前の晩に「ルビコン川を渡って」しまい、そして翌朝に自分を起こしてくれた彼女の意外なかわいさに気付くというストーリーです。

またそう考えると、冒頭のタトゥの下りに説得力が出ます。急に気分が盛り上がってしまって妄想が炸裂するという流れですが、確かに身に覚えがあります。まだなにも確実なものがないのに、気持ちだけが先走るというアレです。

かのSpitzも「チェリー」で「愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ」と歌っておりますが、ひょっとするとこういう「大いなる勘違い」が人類の繁栄に大きく貢献しているのかもしれません。