【歌詞翻訳・意味解説】Gary Jules/ゲイリー・ジュールズ Mad World/マッド・ワールド【歌詞翻訳・意味解説】

アメリカのシンガー・ソングライター。
ティアーズ・フォー・フィアーズの「Mad World」のカバーによって世界的な脚光を浴びた。

この曲は、Jake Gyllenhaal主演の映画「Donnie Darko」に使われています。
この映画を見た時、私にはそのメッセージが理解できませんでした。
実のところ今に至っても理解できていません。
ストーリーはすでに忘れてしまい、覚えているのはただのイメージの寄せ集めだけですが、それにもかかわらず、この映画は私にとって今も特別な存在。
なぜなら最初にこの映画を見た時、人生ではじめて「一人じゃない わかってもらえた」と感じたから。
そういうわけで、私にとっては間違いなく「殿堂入り」の作品です。

歌詞や曲調は決して明るくない。むしろ気の滅入る感じの曲ですが、なぜか耳に残ります。

All around me are familiar faces
Worn out places, worn out faces
Bright and early for their daily races
Going nowhere, going nowhere
Their tears are filling up their glasses
No expression, no expression
Hide my head I want to drown my sorrow
No tomorrow, no tomorrow

And I find it kinda funny
I find it kinda sad
The dreams in which I’m dying
Are the best I’ve ever had
I find it hard to tell you
I find it hard to take
When people run in circles
It’s a very, very mad world mad world

Children waiting for the day they feel good
Happy Birthday, Happy Birthday
And I feel the way that every child should
Sit and listen, sit and listen
Went to school and I was very nervous
No one knew me, no one knew me
Hello teacher tell me what’s my lesson
Look right through me, look right through me

And I find it kinda funny
I find it kinda sad
The dreams in which I’m dying
Are the best I’ve ever had
I find it hard to tell you
I find it hard to take
When people run in circles
It’s a very, very mad world … mad world
Enlarging your world
Mad world

周りを見渡しても,目に入ってくるのは見たことのある顔ばかり
パッとしない風景の中に,くたびれた顔が並んでる
人生という競争を勝ち抜くためには
毎日朝早くから全力で努力しろと言われるけど
そんなことしても意味なんかない ただ行き詰るだけだ
なのに,上手く行かなくて,辛い思いをするたびに
顔からは次第に表情が消えていく 何も感じなくなる
だから,両手で頭を抱え目を閉じて,この悲しみを紛らせたい
明日なんかどこにもない 未来なんかどこにもないんだ

ちょっと笑っちゃうけど
考えてみたら情けなくて泣けてくる
なにしろ,今まで見たなかで最高にイケてる夢が
自分が死ぬ夢なんだから
こんなこと,他人にはあんまり大声で言えないし
自分でも,それじゃまずいだろとは思うんだ
だって,自分には意味のない無駄なことだと思えるのに
他の人はそれが当たり前だと思って頑張ってるんだから
・・・でも,こんな世界おかしいよ どこかが狂ってるよ

子どもは誰だって,楽しい気分になる日が来ないかって思ってる
誕生日みたいに,主役になって注目を浴びられる日
僕だって,他の子と変わらない そういう風に思ったよ
だけど,おとなしく座って,言うことを聞きなさいって言われるんだ
学校へ行った時は,すごく怖くて落ち着かなかった
だって誰も僕のことなんてわかってくれない そこにいちゃいけないみたいだったから
ねえ先生,どうすればいいんですかって聞いたけど
無視された まるでそこにいない,いるはずのない人間みたいな扱いだったよ

ちょっと笑っちゃうけど
考えてみたら情けなくて泣けてくる
なにしろ,今まで見たなかで最高にイケてる夢が
自分が死ぬ夢なんだから
こんなこと,他人にはあんまり大声で言えないし
自分でも,それじゃまずいだろとは思うんだ
だって,自分には意味のない無駄なことだと思えるのに
他の人はそれが当たり前だと思って頑張ってるんだから
・・・でも,こんな世界おかしいよ どこかが狂ってるよ

【歌詞翻訳・意味解説】Gabrielle Aplin/ガブリエル・アプリン Panic Cord/パニック・コード【歌詞翻訳・意味解説】

イギリスの歌手、シンガーソングライター。
自身のオリジナル曲「Home」や、ケイティ・ペリーの「Teenage Dream」、シーロー・グリーンの「Forget You」などの曲をカバーし、その様子を撮影した動画をYouTubeにアップロードすることで知名度を上げていた。

フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「The Power of Love」をカバーし、ジョン・ルイスのCM曲として起用される。この曲が全英シングル・チャートで1位となったことにより、多くの人々にガブリエル・アプリンの名を知られるところとなった。

2014年公開の映画『黒執事』主題歌「Through the ages」でボーカルを務めた。

SongfactsによるとGabrielle Aplinは、
「自分が書いた曲のなかでも、これが一番事実に近い曲だ」
と語っているそうです。

歌詞に登場する相手は彼女が15歳の頃に出会ったそうで、彼女曰く
「『友達の友達』」で『恋愛関係とか全然そういうのじゃなかった』」
そうですが、相手はそうではなかったようですね。

You kept all the things I threw away
A leaf i picked a birthday card I made
Holding on to memories of you and me
We didn’t last a year, oh
We’re just a box of souvenirs
‘Cause

Maybe I pulled the panic cord
Maybe you were happy, I was bored
Maybe I wanted you to change
Maybe I’m the one to blame

This meant more to you than it did to me
I was full of doubt and you believed
The more that you keep coming over
The more I know it’s over, dear
We’re just a box of souvenirs
‘Cause

Maybe I pulled the panic cord
Maybe you were happy, I was bored
Maybe I wanted you to change
Maybe I’m the one to blame
Maybe you were just too nice to me
Maybe it took me way to long to leave
Maybe once we felt the same
Maybe I’m the one to blame
Maybe I’m the one to blame

Do Re Mi Fa So La Ti Do
That’s the way the story goes, oh
Do Re Mi Fa So La Ti Do
That’s the way the story goes, oh

Maybe I pulled the panic cord
Maybe you were happy, I was bored
Maybe I wanted you to change
Maybe I’m the one to blame
Maybe you were just too nice to me
Maybe it took me way to long to leave
Maybe once we felt the same
Maybe I’m the one to blame
Maybe I’m the one to blame
Maybe I’m the one to blame

いらないって捨てちゃったものまで
ちゃんと取ってあるんだね
拾った落ち葉とか
誕生日に作ってあげたカードとか
昔のことにこだわって
2人は1年も続かなかった
今こうして残ってるのは
思い出の詰まったガラクタだけ
だって

ひとりで慌てちゃったのかな
あのままで良かったのに
一人で退屈しちゃったんだ
変わって欲しいと思ってたのかも
きっと自分のせいなんだ

向こうの気持が強過ぎたんだ
ちっとも信られなかったのに
向こうはちゃんと信じてくれた
会う回数が増えるほど
会いたい気持ちは減ってって
もう終わりだって思えてきた
今こうして残ってるのは
思い出の詰まったガラクタだけ
だって

ひとりで慌てちゃったのかな
あのままで良かったのに
一人で退屈しちゃったんだ
変わって欲しいと思ってたのかも
きっと自分のせいなんだ
申し訳ないほどいい人だったのかも
早く別れてあげればよかった
同じ気持ちだったこともあったはず
たぶん悪いのはこっちの方
きっと自分のせいなんだ

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド
こういうことだよ
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド
こういうことだよ

ひとりで慌てちゃったのかな
あのままで良かったのに
一人で退屈しちゃったんだ
変わって欲しいと思ってたのかも
きっと自分のせいなんだ
申し訳ないほどいい人だったのかも
早く別れてあげればよかった
同じ気持ちだったこともあったはず
たぶん悪いのはこっちの方
きっと自分のせいなんだ

【歌詞翻訳・意味解説】Gabrielle Aplin/ガブリエル・アプリン Salvation/サルベイション(魂の救済)【歌詞翻訳・意味解説】

イギリスの歌手、シンガーソングライター。
自身のオリジナル曲「Home」や、ケイティ・ペリーの「Teenage Dream」、シーロー・グリーンの「Forget You」などの曲をカバーし、その様子を撮影した動画をYouTubeにアップロードすることで知名度を上げていた。

フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「The Power of Love」をカバーし、ジョン・ルイスのCM曲として起用される。この曲が全英シングル・チャートで1位となったことにより、多くの人々にガブリエル・アプリンの名を知られるところとなった。

2014年公開の映画『黒執事』主題歌「Through the ages」でボーカルを務めた。

実はこの歌詞では、主人公が相手と別れたかどうかについては具体的には一切触れられていません。
歌詞に登場する「As I’m making my way home again」という箇所も、私は相手と出会う以前の自分に戻る(=破局)と解釈しましたが、その根拠はと問われると「again」の一語くらいしか見つかりません。

一方、タイトルは『Salvation(魂の救済)』です。
これを聞けば「運命の相手に出会えてめでたしめでたし」的なものを想像するのが一般的です。にもかかわらず「破局」とくるのですから戸惑います。

とはいうものの、「魂の救済」から「めでたしめでたし」ではあまりに安直過ぎるのも事実ですし、むしろ最終的には別れることになったけれど、出会えて良かったという流れの方が歌詞としては深みがあるような気がします。

また「雪崩」や「吹雪」という単語を使うことによって、「荒々しく破壊的でありながらも美しい」という相反する状態を表現している点も興味深い。(実際,雪に白く覆われて見慣れた景色が美しく見えるという経験は私にもあります)。

またこれ以外にも「make believing / wide awake」、「psychederic / silhouette」、「darkest / fairy tale」、「buried / salvation」など、相反する表現を選んでいることを考えあわせると、これ以前に述べた「魂の救済」から「破局」へ至るという流れもさほど不自然とは言えないのかもしれません。

You are the avalanche
One world away
My make believing
While I’m wide awake

Just a trick of light
To bring me back around again
Those wild eyes
A psychedelic silhouette

I never meant to fall for you but I
Was buried underneath and
All that I could see was white
My salvation
My, my
My salvation
My, my

You are the snowstorm
I’m purified
The darkest fairy tale
In the dead of night

Let the band play out
As I’m making my way home again
Glorious we transcend
Into a psychedelic silhouette

I never meant to fall for you but I
Was buried underneath and
All that I could see was white
My salvation

まるで雪崩みたいに
この世界から遠く離れた
場所の話だと思ってた
実際に起こってることじゃなく
夢の中の出来事に思えたよ
ちっとも眠ってなんかいなかったのに

光が見せるただのみせかけで
実体なんかなかったけど
また生きてるって実感できた
危なっかしい目をした
鮮やかな幻がそこにいた

好きになるつもりなんて
これっぽっちもなかったのに
気がついたら身動きできないほど囚われてた
目に入るものは一面の雪景色で
他には何も見えなくなったけど
それでもそれが救いだったの
出会ったことで救われた

まるで吹雪のようにやってきて
この身をすっかり清めてくれた
ただ普通のお伽話みたいな
楽しい話じゃないから
真夜中に聞くのが相応しい

バンドの演奏は止めないで
せめて賑やかに送られたい
これから元の自分に戻るけど
それでもやっぱり素晴らしい
お互いの思い出が
この世のものとは思えない
鮮やかな幻になるんだから

好きになるつもりなんて
これっぽっちもなかったのに
気付いたら身動きできないほど囚われてた
目に入るものは一面の雪景色で
他には何も見えなくなったけど
それでもそれが救いだったの