【歌詞翻訳・意味解説】Elisa/エリーザ Dancing/ダンシング【歌詞翻訳・意味解説】

イタリアの女性ミュージシャン。
デビューシングル『Dancing』がスマッシュヒットし、有名になった。

「求めよ。されば与えられん」(マタイ7:7)。
キリスト教徒ではありませんが、この言葉はある意味正しいと思います。

この「要求し続ける」という行為は、一見すると誰でもすぐ出来ることのように思えますが、実際は違います。
無理かもしれないと思いつつ、それでも要求し続けるというのは容易なことではありません。断られたり拒絶されたりという経験をすると、自分がつまらない存在に思えてくるからです。
子どもの頃は誰しもしていたと思いますが、やがて諦めて止めてしまいます。無駄だとわかっているからです。
しかし世の中には「粘り勝ち」という言葉もあります。

Time is gonna take my mind
and carry it far away where I can fly
the depth of life will dim
my temptation to live for you

if I were to be alone silence would rock my tears
‘cause it’s all about love and I know better
how life is a waving feather

so I put my arms around you, around you
and I know that I’ll be leaving soon
my eyes are on you, they’re on you
and you see that I can’t stop shaking

no I won’t step back
but I’ll look down to hide from eyes
‘cause what I feel is so sweet
and I’m scared that even my own breath
oh, could burst it, if it were a bubble
and I’d better dream if I have to struggle

so I put my arms around you, around you
and I hope that I will do no wrong
my eyes are on you, they’re on you
and I hope that you won’t hurt me

I’m dancing in the room
as if I was in the woods with you
don’t need for anything but music
music’s the reason why I know time still exists
time still exists
time still exists
time still exists

so I just put my arms around you, around you
and I hope that I will do no wrong
my eyes are on you, they’re on you
and I hope that you won’t hurt me

my arms around you, they’re round you
and I hope that I will do no wrong
my eyes are on you, they’re on you, they’re on you
my eyes…

こんなに好きなのに
それでも時間が経って
遠く離れて暮らしていると
いつかこの気持ちも忘れてしまう
そうなるなんてイヤなのに
運命に逆らって
想いを貫き通せる自信がない

これから一人で生きてかなきゃならなくて
もうその声が聞けないと思うと
思わず涙がこぼれてくる
他のことなら平気だけどこれだけは辛すぎる
だってわかってるから
人生は変わり続けて
宙を舞う羽のように
一時もそこにとどまらないってことが

だからせめて今は一緒に踊るの
もうすぐここともお別れだから
だけど好きなのは一人だけ
震えてるのがわかるでしょ?

わかってる 後戻りはできないって
だけど辛くて顔を見られないから
つい目をふせてしまう
ほんの小さなきっかけで,幸せなこの瞬間が壊れそうで
息をするのさえ怖くなる
この息苦しい瞬間を泡のように消してしまいたい
辛いことが待ってるなら
今はまだ夢を見てたい

だからこうして一緒に踊るの
あなたのことを忘れたくない
好きなのは一人だけ
あなたも忘れたりしないでね

この部屋のなかで踊ってるのに
一緒に森の中にいるみたい
音楽だけがあればいい
音楽が流れていれば,時間が経ってくのがわかるから
でないと時間が止まって思えるの
どれくらい踊ったのかわからなくなって
時間の感覚がなくなるの

だからこうして一緒に踊るの
あなたのことを忘れたくない
好きなのは一人だけ
あなたも忘れたりしないでね

だからこうして一緒に踊るの
あなたのことを忘れたくない
好きなのは一人だけ
このままずっと見つめていたい

【歌詞翻訳・意味解説】Eli Young Band/イーライ・ヤング・バンド Even If It Breaks Your Heart/イーヴン・イフ・イット・ブレイクス・ユア・ハート【歌詞翻訳・意味解説】

アメリカの男性4人組カントリーロック・バンド。
ジェームズ・ヤングとマイク・イーライがノーステキサス大学に在学中に、アコースティック・デュオとして結成された。その後、ベースのジョンと、ドラムのクリスが加わり、2002年にデビューアルバム『Eli Young Band』をリリースした。

2011年リリースの4thアルバム『Life at Best』が、U.S.ヒットチャート上位にランクした。

この曲について、ヴォーカルのMike Eliは
「自分達はこのバンドをやって11年になるけど、全員が子どもの頃からミュージシャンになりたいと思ってた。今も毎日夢を実現するぞとお互いに言ってる。この曲は自分達のことを歌った曲。そして,その夢を実現させてくれたファン、今までずっと支えてくれたファンに向けたもの」
だそうです。

それにしてもこのMike Eliの声を聴き、最初の連を読むと、
「ラジオで音楽聴いてたって、どんだけオヤジなんだよ」と思ったのですが…(←1950年代のイメージです)
実際は全員30そこそこ。
しかもミュージック・ヴィデオに登場する人々も、子ども、20代の男性(多分)、20代の女性と例外なく若い!
唯一ベンチで寝そべってた男性だけが、この歌詞の主人公でもおかしくない年齢です。

Way back on the radio dial,
The fire got lit inside a bright-eyed child.
Every note just wrapped around his soul,
From steel guitars to Memphis, all the way to rock and roll.

Ohhh, I can hear ‘em playin’.
I can hear the ringin’ of a beat up ol’ guitar.
Ohhh, I can hear ‘em singin’,
“Keep on dreamin’, even if it breaks your heart.”

Downtown is where I used to wander.
Old enough to get there but too young to get inside.
So I would stand out on the sidewalk,
Listen to the music playin’ every Friday night.

Ohhh, I can hear ‘em playin’.
I can hear the ringin’ of a beat up ol’ guitar.
Ohhh, I can hear ‘em singin’,
“Keep on dreamin’, even if it breaks your heart.”

Some dreams stay with you forever,
Drag you around but bring you back to where you were.
Some dreams keep on gettin’ better,
Gotta keep believin’ if you wanna know for sure.

Ohhh, I can hear ‘em playin’.
I can hear the ringin’ of a beat up ol’ guitar.
Ohhh, I can hear ‘em singin’,
“Keep on dreamin’, even if it breaks your heart.”
[x2]

Keep on dreamin’, even if it breaks your heart.

Keep on dreamin’

ずっと昔,ラジオから流れてくる音楽を
ひとりの子どもが聴いていた
そしてその頃,好奇心でいっぱいのその心の中に
音楽への情熱が芽生えたんだ
聞こえてくる音のひとつひとつが,その子の魂を優しく包む
かかる曲は様々で
スティール・ギターの響くカントリーに
メンフィスサウンド,ロックンロールの時もあったけど
全部その子に浸み込んでいった

今でも耳を澄ますとその頃の曲が聞えてくる
使い古してあちこち凹んだ,おんぼろギターの奏でる音が
今も心の中で響いてる
「負けちゃダメだ 夢を諦めるな たとえどんなに辛くても」
そう言って励ましてくれるんだ

繁華街によく出かけた
もう大人の付き添いは必要なかったけど,そこの店に入れるような年でもなかった
それでも毎週金曜になると,そこへ出かけて行って
舗道の隅に立ったままで,流れてくる音楽を聴いてたよ

今でも耳を澄ますとその頃の曲が聞えてくる
使い古してあちこち凹んだ,おんぼろギターの奏でる音が
今も心の中で響いてる
「負けちゃダメだ 夢を諦めるな たとえどんなに辛くても」
そう言って励ましてくれるんだ

勿論,夢のままで終わることもある
あれこれやってみても,結局なんの結果も出ずに,相変わらず元の自分のままってことが
だけど,そんな夢ばかりじゃない
その夢を信じて努力するうち,気づくと自分が成長してる
そんな夢も本当にあるんだ ウソじゃない
だけどそれを実現するには,信じ続けなきゃダメなんだ

今でも耳を澄ますとその頃の曲が聞えてくる
使い古してあちこち凹んだ,おんぼろギターの奏でる音が
今も心の中で響いてる
「負けちゃダメだ 夢を諦めるな たとえどんなに辛くても」
そう言って励ましてくれるんだ (2回繰り返し)

負けちゃダメだ 辛くても信じ続けろ
諦めるな

【歌詞翻訳・意味解説】Elvis Costello/エルヴィス・コステロ Everyday I Write The Book/エヴリディ・アイ・ライト・ザ・ブック【歌詞翻訳・意味解説】

イングランドのミュージシャン。本名はデクラン・パトリック・アロイシャス・マクマナス。
芸名の「エルヴィス・コステロ」は、エルヴィス・プレスリーと、父方の祖母の旧姓コステロに由来する。(「コステロ」はイタリア系の響きに聞こえるが、一般にアイルランド系の名前として多い苗字である。)

セカンド・アルバム『This Year’s Model』からは自身のバンドであるジ・アトラクションズを率いるようになり、その後もソロやオーケストラとのコラボレーション等、多彩な活動を展開、ヒットを連発する。

ポール・マッカートニーとの共作である代表曲『ヴェロニカ(Veronica)』は、フジテレビの『とくダネ!』の主題歌になった。
また、代表的なバラード曲『アリスン(Alison)』もドラマで時々起用される人気曲である。

1983年発売のアルバム「Punch The Clock」収録曲。

Elvis Costelloは非常に政治的なアーティストで,体制を批判する曲も多いので,その政治色ゆえになかなか本館では取り上げにくいのですが,一度は取り上げるべきアーティストだと以前から考えておりました。

この曲は、Elvis Costello本人がアルバムを制作する過程で、
「息抜きになる軽い曲として10分で作った大して内容のない曲」
だと語っているのですが、個人的には大変好きな曲です。
内容についても、意外なほど深い曲であるように思えます。とりわけ最後の連は、歌詞の裏でElvis Costello節が炸裂している感じがします。

ところで最後の連に出てくる、
「Between a lover and a fighter」
という箇所。
訳文では
「君は「恋」をしてるんだよ、 「抗議」をしてるわけじゃない」
としていますが、これはその前の「間違えないでよ」と関連させるために、敢えて意訳してあります。

無論「恋人(lover)」と「闘士(fighter)」と直訳しても良かったのですが、それではやや面白味に欠けるため、ご覧の訳文になりました。

Don’t tell me you don’t know what love is
When you’re old enough to know better
WHEN YOU FIND STRANGE HANDS IN YOUR SWEATER
When your dreamboat turns out to be a footnote
I’m a man with a mission in two or three editions
And I’m giving you a longing look
Everyday, everyday, everyday I write the book

Chapter One we didn’t really get along
Chapter Two I think I fell in love with you
You said you’d stand by me in the middle of Chapter Three
But you were up to your old tricks in Chapters Four, Five and Six

The way you walk
The way you talk, and try to kiss me, and laugh
In four or five paragraphs
All your compliments and your cutting remarks
Are captured here in my quotation marks

Don’t tell me you don’t know the difference
Between a lover and a fighter
With my pen and my electric typewriter
Even in a perfect world where everyone was equal
I’d still own the film rights and be working on the sequel

恋愛がどんなものか,ちゃんとわかってるだろ?
もう大人になっててもいい頃なんだから
そのセーターに他人の手が入って来た時や
すごくステキだと思った人が,実は大したことのないヤツだったりした時は
そう言ってよ 
すぐにそんなんじゃない別の結末をいくつか用意してあげるから
だって,こうして憧れのまなざしで君を見ながら
毎日飽きもせず,2人を主人公にしたお話を書いてるんだ

第1章:出会った頃は,2人はとにかく擦れ違ってばかりだったよね?
第2章:それからしばらくして,やっと好きになったって気がついた
第3章:色々あった末に,やっと想いが通じたけど
それも束の間で,その後しばらくの間
本で言えば,第4・5・6章くらいまでは,君があれこれ小細工してきた

その歩き方
その話し方やキスしようとする仕草や笑う仕草を
4・5段落くらいで説明する
君が何を言ったか
どんな優しい言葉をかけてくれたか,逆にどんなひどい言葉を浴びせたかも
ここに引用符を付けてちゃんと書いておくからね

間違えないでよ
君は「恋」をしてるんだよ,「抗議」をしてるわけじゃない
だからもっと優しくしてよ
そしてこれから一緒に2人で
「人生」という名の映画を作っていこう
一握りの権力者だけがいい思いをする世界じゃなくて
みんなが同じように豊かに暮らせる世界
そんな社会が実現したら
映画の所有権なんてものは認められなくなるけど
それでも,ペンとタイプライターさえあれば
君が主役のその映画の所有権も
続編を作る権利だって
独り占めすることができるんだ