イギリスの音楽グループ。欧米ではスタジアム級の人気を誇る大物バンド。

バンド名の「デペッシュ・モード」は、フランスのファッション雑誌 “Dépêche mode” から引用したものである。英語では”fast fashion”と訳され、”最先端の流行”という意味があるが、結成当時、特にその意味を意識して命名されたわけではない。

メンバーの脱退、アルコール中毒、薬物過剰摂取による自殺未遂などの苦境を乗り越えながらも、30年以上に渡るキャリアと、全世界で約9,100万枚のシングル・アルバムを売り上げた記録を持つニュー・ウェーヴのロング・ランナーであり、現在も第一線で活動を続けている。

2006年のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードの最優秀グループ賞を得るなど、欧米での評価と人気は健在である。

この曲のタイトルは『Question of Lust』。

これまで400曲以上の英語歌詞を訳してきて思うのですが、この「lust」を初めとして「train」や「settle down」といった表現を使うのは、主に英連邦(Commonwealth)の国のアーティスト。すなわち、英国、オーストラリア、ニュージーランドがほとんどです。

これに対して、「car」「gold」といった単語を使うのはに北米(アメリカ・カナダ)のアーティストが多いと思いような気がします。

Fragile
Like a baby in your arms
Be gentle with me
I’d never willingly
Do you harm
Apologies
Are all you seem to get from me
But just like a child
You make me smile
When you care for me
And you know
It’s a question of lust
It’s a question of trust
It’s a question of not letting
What we’ve built up
Crumble to dust
It is all of these things and more
That keep us together
Independence
Is still important for us though (we realise)
It’s easy to make
The stupid mistake
Of letting go (do you know what I mean)
My weaknesses
You know each and every one (it frightens me)
But I need to drink
More than you seem to think
Before I’m anyone’s
And you know
It’s a question of lust
It’s a question of trust
It’s a question of not letting
What we’ve built up
Crumble to dust
It is all of these things and more
That keep us together
Kiss me goodbye
When I’m on my own
But you know that I’d
Rather be home
It’s a question of lust

ちょっとしたことですぐに傷ついてしまう
まるで抱かれて眠っている子どもみたいだ
だけど困らせないでくれよ
わざと
傷つけるつもりなんかないんだから
謝ることくらいしか
あれこれ言われてもできないけど
それでも小さな子ども目にしたみたいに
顔を見てると何となく幸せな気持ちになるのは
その想いがわかるから
わかってるだろ?2人のこれからは
色んな誘惑に負けないで
相手を信じて
今まで一緒に作り上げてきたものを
守っていけるかどうかにかかってる
そういう小さなことの積み重ねで
2人はつながっていけるんだ
ただそれだって,相手に頼らず一人でちゃんとやっていけてこそだよ(わかってるよね?)
勿論人間だからつい
うっかりして
よそ見をしちゃうこともある(言ってる意味わかるよね?)
どこに隙があるかも
みんなバレてるから(それが不安なんだ)
だけどその不安を消そうとすると
飲まなきゃならなくなるんだよ
そうすることでどうにか踏みとどまってるんだ
わかってるだろ?2人のこれからは
色んな誘惑に負けないで
相手を信じて
今まで一緒に作り上げてきたものを
守っていけるかどうかにかかってる
そういう小さなことの積み重ねで
2人はつながっていけるんだ

お別れのキスをして
しばらく会えないから
だけどわかってるだろ?
できれば家で一緒にいたいんだよ
誘惑に負けそうになるくらいなら

(補足)

海外のサイトで得た情報によると、この曲はDepeche ModeのMartin Goreが当時の恋人に宛てて作った曲だとか。
ツアーに出ることの多かった彼に対して、彼女は嫉妬と不安にさいなまれていたそうです。

彼の側からすれば、ツアー中の誘惑に負けないことが、『question of lust』であり、一方彼女の側からすれば、彼を信頼することが『question of lust』なのだとか。

なるほど説得力があります。最終的に彼は仕事でツアーに出てしまうわけですが、こういう問題というのは、いわゆるアーティストにはつきもののようで、比較的あちこちで耳にします。