【歌詞翻訳・意味解説】Alicia Keys/アリシア・キーズ Girl On Fire/燃える女(邦題:ガールズ・オン・ファイア)【歌詞翻訳・意味解説】

アメリカの女性歌手、女優。
世界中でのアルバムの累計セールスは、3,000万枚以上。

2001年、デビュー・アルバム『ソングス・イン・Aマイナー』が大ヒットし、同年で最も売れている新人歌手と最も売れているR&B歌手になった。
翌年のグラミー賞では、新人賞、最優秀楽曲賞、さらに収録曲「フォーリン」が最優秀楽曲賞 (Song of the Year)に輝くなど、5部門を独占した。

2012年リリースの5thアルバム『ガール・オン・ファイア』より。
『ガール・オン・ファイア』とは、自分の内なる言葉に耳を澄ませること、本能を信じて解放させ、自分自身を信じることを意味している。

She’s just a girl
and she’s on fire
Hotter than a fantasy,
lonely like a highway
She’s living in a world
and it’s on fire
Feeling with catastrophe,
but she knows she can fly away

Ohhhh oh oh oh oh
She got both feet on the ground
And she’s burning it down
Ohhhh oh oh oh oh
She got her head in the clouds
And she’s not backing down

This girl is on fire…
This girl is on fire…
She’s walking on fire…
This girl is on fire…

Looks like a girl,
but she’s a flame
So bright,
she can burn your eyes
Better look the other way
You can try but
you’ll never forget her name
She’s on top of the world
Hottest of the hottest girls say

Ohhhh oh oh oh
We got our feet on the ground
And we’re burning it down
Ohhhh oh oh oh oh
Got our head in the clouds
And we’re not coming down

This girl is on fire…
This girl is on fire…
She’s walking on fire…
This girl is on fire…

Everybody stares,
as she goes by
‘Cause they can see the flame
that’s in her eyes
Watch her
when she’s lighting up the night
Nobody knows that
she’s a lonely girl
And it’s a lonely world
But she gon’ let it burn,
baby, burn, baby

This girl is on fire…
This girl is on fire…
She’s walking on fire…
This girl is on fire…

Oh, oh, oh, oh ohhhhh…

She’s just a girl
and she’s on fire

彼女はただの女の子、
彼女は燃える女
ファンタジーよりも熱く、
ハイウェイのように孤独で
彼女はこの世界に生きていて、
世界は燃えている
破滅を共に感じて、でも彼女は、
飛び去ることができると分かっている

Ohhhh oh oh oh oh
彼女は両足を大地につけていた
そして彼女はそれを焼き払っている
Ohhhh oh oh oh oh
彼女は頭を雲の上に突き出した
そして彼女はもたれてはいない

この女は燃えている…
この女は燃えている…
彼女は炎の上を歩いている…
この女は燃えている…

少女のように見える、
しかし彼女は炎だ
とても眩く、
彼女はあなたの両目を焼き尽くす
横を向いていた方がいい
あなたは見てみてもいい、
でも決して彼女の名前を忘れてはだめ
彼女は世界の頂点にいる
熱さの中の熱さ、彼女は言う

Ohhhh oh oh oh oh
彼女は両足を大地につけていた
そして私たちはそれを焼き払っている
Ohhhh oh oh oh oh
彼女は頭を雲の上に突き出した
そして私たちはもたれてはいない

この女は燃えている…
この女は燃えている…
彼女は炎の上を歩いている…
この女は燃えている…

みんなが見つめる、
彼女が通り過ぎる時に
なぜなら、
彼らは彼女の瞳の中に炎を見るから
彼女が夜を照らし出す時に
彼女を見つめろ
誰もが彼女が
孤独な少女だなんて知らない
そしてこれが孤独な世界だなんて
でも彼女がそれを燃やすだろう、
baby、燃やせ、baby

この女は燃えている…
この女は燃えている…
彼女は炎の上を歩いている…
この女は燃えている…

Oh, oh, oh, oh ohhhhh…

彼女はただの女の子、
彼女は燃える女

ただの女の子 だけど心に情熱を秘めている
夢に出てくる子なんかより,ずっとセクシーな子だけれど
ハイウェイみたいに孤独だった
周りでは色んな問題が起こってて
辛いことも溢れてたけど,そんなものに煩わされない自信があった

自分の足でしっかり立って
苦しい時でも負けたりしない
自分の夢を信じてて
決して後に引いたりしない

こんな苦しい状況でも
自分の夢を諦めない
熱い思いを心に秘めて
炎の上も渡っていける
この子にはそんな力がある

見かけは普通と変わらないけど
心の中では情熱が炎のように燃えている
見るだけで眩しくて圧倒されるから
近づくのには覚悟がいる
名前も一度聞いたら忘れられない
どんなに頑張っても無駄なんだ
あれ以上の子なんていない
とびっきりの女の子だ

だけどあの子だけじゃない 
みんなだってやればできる
自分の足でしっかり立って
苦しい時でも負けたりしない
自分の夢を信じてて
決して挫けたりしない

こんな苦しい状況でも
自分の夢を諦めない
熱い思いを心に秘めて
炎の上も渡っていける
この子にはそんな力がある

近くに来るとみんなが思わず立ち上がる
その目に生きる力が溢れてるから
そこにいれば夜もあたりが明るくなる
だから誰も気付かない
あの子がひとりぼっちだなんて
だけどこんな孤独な世界でも
そんなものにあの子は負けたりしない

こんな苦しい状況でも
自分の夢を諦めない
熱い思いを心に秘めて
炎の上も渡っていける
この子にはそんな力がある

ただの女の子 だけど心に情熱を秘めている

(補足)

不思議な曲です。明らかに前向きなポジティヴメッセージの曲なのですが、使われている言葉がon fire、 burn down、 lonely、 catastrophe、 fly awayなど、100%ポジティヴとは言えないものばかり。そのため最初は一体どう考えたらいいのか多少悩みました。

しかし曲調といい、ミュージック・ヴィデオといい、Alicia Keysのインタヴューといい,どう考えても後ろ向きとは思えない。そこでかなり「強引」に訳文を作ってしまったので、いつも以上に英語歌詞と一対一で対応しないものになってしまいました。
模範解答的訳文をお望みの方にはあらかじめお詫びしておきますが、ただこうしないと曲の持つメッセージが伝わらないであろうことだけは申し上げておきます。

ところでこの曲はカリフォルニア州の裁判所で、Earl Shumanという人物に著作権侵害で訴えられているようです。
どうやら彼が共同権者となっている1970年のEddie Holmanの『Hey There Lonely Girl』という曲と似ている部分があり、そこを無断使用したということらしい。

聴いてみましたが、私はあまりわかりませんでしたね。皆様はいかがでしょうか?

彼女は普通の女の子
でも、きらきら燃えているわ
おとぎ話より、ホットで
ハイウェイより長いわ
彼女は世界の中で生きているわ
つらい世の中で
大災害のように思う時もあるけど
彼女は自分は乗り越えられるって分かっているの

彼女は二本の足で地面に立って
そこは燃え盛ってるわ
彼女の考えることは雲と同じくらい高くて
後戻りなんてしない

この女の子は燃えているわ
この女の子は燃えているわ
燃え盛るところを歩いてる
この女の子は燃えているわ

普通の女子に見えるけど
でも、彼女は輝く炎
きらきら光って、周りの人の瞳をこがせるわ
もっと輝けるはずよ
試してみてもいいわ
でもきっと彼女の事を忘れられなくなるわ
彼女は天にも昇るような気持ち
ホットで最高にホットなガールズが言うわ

私たちは、自分の足をしっかりと立って
そこは燃え盛ってるわ
考えは雲と同じくらい高いところにあって
後戻りはしないわ

この女の子は燃えているわ
この女の子は燃えているわ
燃え盛るところを歩いてる
この女の子は燃えているわ

彼女が行くところに人は集まり
その瞳の中に燃え盛る炎を見るでしょう
夜を彼女が明るく照らしているのを見てよ
孤独な女の子だとは誰も知らないわ
そう、さみしい世界なのよ
でも、彼女は炎を灯し続ける

この女の子は燃えているわ
この女の子は燃えているわ
燃え盛るところを歩いてる
この女の子は燃えているわ

彼女は普通の女の子
そして、燃えているわ

“No One ノー・ワン”のようにとても力強いアリシアのバラード。
ニッキー・ミナージュとフィーチャリングしたバージョンもある。

【歌詞翻訳・意味解説】Alexandra Burke/アレクサンドラ・バーク Bad Boys/バッド・ボーイズ【歌詞翻訳・意味解説】

イギリスの女性歌手。
2008年のXファクター優勝者。優勝直後に発売された曲『ハレルヤ』は、クリスマスチャート1位、年間チャートでも88万枚を売り上げ、1位を獲得した。

Alexandra Burke Feat.Flo Rida
2009年リリースのアルバム『Overcome』より。

Flo Rida
Alexandra, girl,
I know what you like

Some people call them players
But I’m far from terrified
‘Cause somehow I’m drawn to danger
And have been all of my life

It feels my heart’s divided
Half way between wrong and right
I know I’m playing with fire
But I don’t know why

Yeah, the bad boys are
always catching my eye
I said the bad boys are
always spinning my mind
Even though I know
they’re no good for me
It’s the risk
I take for the chemistry
With the bad boys
always catching my eye
Ooh, bad boys

Some think it’s complicated
But they’re straight up
fun for me
I don’t need no explanation
It’s nothing more than
what you see here

My heart still feels divided
Halfway between wrong and right
I know I’m playing with fire
But I don’t know why

Yeah, the bad boys are
always catching my eye
I said the bad boys are
always spinning my mind
Even though I know
they’re no good for me
It’s the risk
I take for the chemistry
With the bad boys
always catching my eye

I know you want me shawty
’cause I’m a
(Bad boy)

Hey s-shawty can’t help it
she so, so
Addicted to them rougher fellas
With even the alphabet
She only sings the crooked letters

Let mama take all the risks
For that chemistry,
she like them tougher than leather
Not even the paws,
it’s more like a mama bee
Out lost that’s on the reg’lar

By any means necessary,
girl
She likes them ruthless,
that’s my world
It’s not the news
it’s what I heard
To get them more the merrier

It’s not a big surprise
I know them bad boys catch your eyes
Look at her walk
when I go in disguise
You’ll have them shawty,
don’t worry, you fly

Yeah, the Bad Boys are
always catching my eye
I said the bad boys are
always spinning my mind
Even though I know
they’re no good for me
It’s the risk
I take for the chemistry
With the bad boys
always catching my eye

Yeah, the Bad Boys are
always spinning my mind
I said the Bad Boys are
always catching my eye
Bad boys, bad boys

フロー・ライダー
アレクサンドラ、girl
何が好きか分かるぜ

彼らは遊び人って言われているわ
でも私は全く怖がったりなんかしない
だって、なぜだか私は危険に惹かれるの
私のこれまでの人生ずっとね

私の心が分割されたみたいに感じる
間違いと正解の真ん中で半分にされたみたい
知ってるわ、私は火遊びをしているの
でも、なぜだかわからないの

Yeah、悪い人たちは
いつだって私の目を惹く
悪い人たちがいつだって
私の頭の中をぐるぐる回るの
彼らが私にとって
全くいいことなんかなくったって
私が、化学反応のために
欲するリスク
悪い人たちと一緒に、
いつも私の目を惹くの
オー, bad boys

みんな、複雑だって考えるけれど
でも私にとって彼らは
ハッキリと楽しいと分かるの
説明なんかいらないわ
あなたがここで
目にしている以上のことなんか何もない

私の心はまだ分割されたみたい
間違いと正解の真ん中で
知ってるわ、私は火遊びをしているの
でも、なぜだかわからないの

Yeah、悪い人たちは
いつだって私の目を惹く
悪い人たちがいつだって
私の頭の中をぐるぐる回るの
彼らが私にとって
全くいいことなんかなくったって
私が、化学反応のために
欲するリスク
悪い人たちと一緒に、
いつも私の目を惹くの

俺を欲しがってるだろ、彼女?
なぜなら俺は
(悪い男だ)

Hey 彼女、 止められない、
彼女はマジで
あいつ等に夢中、荒っぽい野郎ども
文字で書いてあっても
彼女は捻じ曲がった文字だけを歌うんだ

母親に、全部のリスクをとらせろ
化学反応のために、
彼女は革よりもタフな連中が好きなのさ
犬の足でもなく、
母親バチに似ている
日常の中で迷っちまった

色んな意味で必要だぜ、
彼女
彼女は無慈悲なやつ等が好きさ、
それが俺の世界だ
これはニュースじゃない、
俺が聞いたことさ
愉快なやつ等とつるむんだ

驚くほどのことじゃない
知ってる、悪い人が私の目を惹く
彼女の歩みを見てみな、
俺が変装した時に
あんたはあいつ等を手に入れるぜ、
彼女、心配するな、飛べるさ

Yeah、悪い人たちは
いつだって私の目を惹く
悪い人たちがいつだって
私の頭の中をぐるぐる回るの
彼らが私にとって
全くいいことなんかなくったって
私が、化学反応のために
欲するリスク
悪い人たちと一緒に、
いつも私の目を惹くの

悪い人たちがいつだって
私の頭の中をぐるぐる回るの
悪い人たちは
いつだって私の目を惹く
Bad boys, bad boys

【歌詞翻訳・意味解説】A Great Big World/ア・グレイト・ビッグ・ワールド Say Something/セイ・サムシング【歌詞翻訳・意味解説】

アメリカののポップシンガー/ソングライター・デュオ。
メンバーは、イアン・アクセルとチャド・ヴァッカリノ。

2013年、シングル「セイ・サムシング」が、アメリカのTVチャンネル:FOXの『ソー・ユー・シンク・ユー・キャン・ダンス』(人気ダンス番組)内の重要なシーンでこの楽曲が使用されたのきっかけにプラチナ・ヒットへと成長した。

歌詞の中で主人公は相手に繰り返し「何か言ってよ」と頼んでいますが、相手は何も答えません。
以前「愛」の反意語は「憎しみ」ではなく「無関心」であると聞いたことがありますが「沈黙」は通常「無関心」とつながっています。

したがって主人公がこれほど繰り返し頼んでいるにもかかわらず、相手が何も言ってくれないのであれば、主人公と相手との関係が元に戻ることはなさそうです。

Say something, I’m giving up on you
I’ll be the one, if you want me to
Anywhere, I would’ve followed you
Say something, I’m giving up on you

And I am feeling so small
It was over my head
I know nothing at all

And I will stumble and fall
I’m still learning to love
Just starting to crawl

Say something, I’m giving up on you
I’m sorry that I couldn’t get to you
Anywhere, I would’ve followed you
Say something, I’m giving up on you

And I will swallow my pride
You’re the one that I love
And I’m saying goodbye

Say something, I’m giving up on you
And I’m sorry that I couldn’t get to you
And anywhere, I would have followed you
Oh-oh-oh-oh say something, I’m giving up on you

Say something, I’m giving up on you
Say something

何か言ってよ
このままじゃダメになってしまいそうだから
そう言ってくれれば
「ただ一人の人」にだってなる
どこへだってついていったのに
何か言ってよ
このままじゃ諦めてしまいそうだから

自分がつまらない人間に思えてくる
全然訳がわからなかったし
今も何もわかってない

これからも躓いたり転んだり
色々失敗するはずだ
まだ愛ってものが身につかなくて
赤ちゃんがハイハイするみたいに
ようやく学びはじめたところだから

何か言ってよ
このままじゃダメになってしまいそうだから
ごめんな
気持が届かなくて
どこへだってついていったのに
何か言ってよ
このままじゃ諦めてしまいそうだから

このプライドも捨てるよ
本当に大切な人なのに
今こうしてサヨナラしようとしてる

何か言ってよ
このままじゃダメになってしまいそうだから
ごめんな
気持が届かなくて
どこへだってついていったのに
何か言ってよ
このままじゃ諦めてしまいそうだから

何か言ってよ
このままじゃ諦めてしまいそうだから
お願いだから
何か言ってよ

(補足)

この曲(A Great Bid Worldの)2人がそれぞれ「別れ」を経験した時にできたものらしいのですが、その「別れ」が一体どのような種類のものだったのかは明らかにされていません。

したがってこれを破局ソングととるか、あるいは「大切な人との別れを歌った曲」と取るかで訳文が変わるような気がします。