アメリカのオルタナ・インディーロックバンド。

曲自体は美しいのですが、ミュージック・ヴィデオはかなり物騒で4人の人間が残酷な方法で殺されようとしています。一体どういう理由でこうなってしまったのか。ヴィデオを見ても手がかりがないのでわかりません。

また歌詞自体も具体性を欠いています。歌詞に登場する相手は誰なのか?主人公の親友、恋人、子どもそして主人公本人か?
相手を誰にするかで訳文が大幅に変わります。

I became everything and all at once I was nothing
But I couldn’t take anymore
Could I hold it in my hands?
I can taste it on my tongue
But I couldn’t keep it all in my grasp
Too many times I was collapsing
I could only get so far
Who am I to expect anything?

And if you never make another sound
How can I hope to ever find you now?
If I’m gone before I hit the ground
How can I hope to be where you are

When you’re caught inside when the world
just passes it takes too long to slow down
you’re barely alive,
I used to be you and I can’t go back
Now I’m a ghost of what I once was
Now I’m a ghost of what I once was

So I began to hate everything all at once I was running
But I couldn’t fake it anymore
Could you hear me screaming out?
Were you trying to shake me out of my sleep?

And if you never make another sound
How can I hope to ever find you now
And if you’re gone before I hit the ground
How can I hope to be where you are

When you’re caught inside when the world just passes
and it takes you long to slow down
Barely alive, I used to be you and I can’t go back
Now I’m a ghost of what I once was
Now I’m a ghost of what I once was

I could always tell you you’re getting away from me
But how could I let you see
It’s so hard to love anything
Now I’m a ghost of what I once was
Now I’m a ghost of what I once was

Now I’m a ghost of what I once was
Now I’m a ghost

あの頃は
世界の中心だったのに
突然見向きもされなくなった
だけどもう無理なんだ
この手で掴んでいられれば
味だってちゃんとわかるほど
すぐ近くにあるっていうのに
この手でしっかりつかまえて
繋ぎ留めていられない
もうダメになりそうな
ことが今まで何度もあって
もう限界が来てるんだ
まだ何かを待ってるなんて
そんなの欲張り過ぎるだろ?

声に出して
何か言ってくれないと
このままじゃ
お前を見つけてやれないよ
もう無理だって
地面に落ちてしまう前に
さっさと諦めてしまったら
今お前のいるとこに
行ってやれるわけないよ

お前が内にこもってしまって
抜け出せなくなってるのに
そんなことにはお構いなしに
世の中がただ流れていくと
焦っちゃダメだと思っても
なかなかそうはなれなくて
かろうじて生きてるだけの
そんな状態になるんだよ
俺だって昔はお前と変わらなかった
だけどもう
戻るわけにはいかないんだよ
今の自分はあの頃の
自分の抜け殻みたいなもんだ

それで突然に
なにもかもがイヤになって
そこから逃げ出してたけど
もうこれ以上
誤魔化すなんて無理なんだ
この叫びが聞こえるだろ?
あの頃お前は必死になって
夢を見ているこの俺の
目を覚まそうとしてたのか?

声に出して
何か言ってくれないと
このままじゃ
お前を見つけてやれないよ
もう無理だって
地面に落ちてしまう前に
さっさと諦めてしまったら
今お前のいるとこに
行ってやれるわけないよ

お前が内にこもってしまって
抜け出せなくなってるのに
そんなことにはお構いなしに
世の中がただ流れていくと
焦っちゃダメだと思っても
なかなかそうはなれなくて
かろうじて生きてるだけの
そんな状態になるんだよ
俺だって昔はお前と変わらなかった
だけどもう
戻るわけにはいかないんだよ
今の自分はあの頃の
自分の抜け殻みたいなもんだ

お前との
距離がどんどん広がってる
いつだって
それくらいはわかってるけど
どうすればそのことを
お前にわかってもらえるんだよ?
何かを大事にするってことが
とにかくすごく大変なんだ
今の自分はあの頃の
自分の抜け殻みたいなもんだ

今の自分はあの頃の
自分の抜け殻みたいなもので
本当に生きてる気がしない

この曲は、相手を誰にするかで訳文が大幅に変わります。例えば冒頭のこの部分:

I became everything and all at once I was nothing

仮に1) 相手が自分以外の人物であった場合は以下のように;

あの頃は
世界の中心だったのに
突然見向きもされなくなった

とするのが良いように思われますが,

2) 自分自身に語りかけていると考えると;

あの頃は
何でもできる気がしたのに
突然何もできなくなった

と訳した方がわかりやすいような気がします。