イギリスの歌手、シンガーソングライター。
自身のオリジナル曲「Home」や、ケイティ・ペリーの「Teenage Dream」、シーロー・グリーンの「Forget You」などの曲をカバーし、その様子を撮影した動画をYouTubeにアップロードすることで知名度を上げていた。
フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「The Power of Love」をカバーし、ジョン・ルイスのCM曲として起用される。この曲が全英シングル・チャートで1位となったことにより、多くの人々にガブリエル・アプリンの名を知られるところとなった。
2014年公開の映画『黒執事』主題歌「Through the ages」でボーカルを務めた。
実はこの歌詞では、主人公が相手と別れたかどうかについては具体的には一切触れられていません。
歌詞に登場する「As I’m making my way home again」という箇所も、私は相手と出会う以前の自分に戻る(=破局)と解釈しましたが、その根拠はと問われると「again」の一語くらいしか見つかりません。
一方、タイトルは『Salvation(魂の救済)』です。
これを聞けば「運命の相手に出会えてめでたしめでたし」的なものを想像するのが一般的です。にもかかわらず「破局」とくるのですから戸惑います。
とはいうものの、「魂の救済」から「めでたしめでたし」ではあまりに安直過ぎるのも事実ですし、むしろ最終的には別れることになったけれど、出会えて良かったという流れの方が歌詞としては深みがあるような気がします。
また「雪崩」や「吹雪」という単語を使うことによって、「荒々しく破壊的でありながらも美しい」という相反する状態を表現している点も興味深い。(実際,雪に白く覆われて見慣れた景色が美しく見えるという経験は私にもあります)。
またこれ以外にも「make believing / wide awake」、「psychederic / silhouette」、「darkest / fairy tale」、「buried / salvation」など、相反する表現を選んでいることを考えあわせると、これ以前に述べた「魂の救済」から「破局」へ至るという流れもさほど不自然とは言えないのかもしれません。
You are the avalanche
One world away
My make believing
While I’m wide awake
Just a trick of light
To bring me back around again
Those wild eyes
A psychedelic silhouette
I never meant to fall for you but I
Was buried underneath and
All that I could see was white
My salvation
My, my
My salvation
My, my
You are the snowstorm
I’m purified
The darkest fairy tale
In the dead of night
Let the band play out
As I’m making my way home again
Glorious we transcend
Into a psychedelic silhouette
I never meant to fall for you but I
Was buried underneath and
All that I could see was white
My salvation
この世界から遠く離れた
場所の話だと思ってた
実際に起こってることじゃなく
夢の中の出来事に思えたよ
ちっとも眠ってなんかいなかったのに
光が見せるただのみせかけで
実体なんかなかったけど
また生きてるって実感できた
危なっかしい目をした
鮮やかな幻がそこにいた
好きになるつもりなんて
これっぽっちもなかったのに
気がついたら身動きできないほど囚われてた
目に入るものは一面の雪景色で
他には何も見えなくなったけど
それでもそれが救いだったの
出会ったことで救われた
まるで吹雪のようにやってきて
この身をすっかり清めてくれた
ただ普通のお伽話みたいな
楽しい話じゃないから
真夜中に聞くのが相応しい
バンドの演奏は止めないで
せめて賑やかに送られたい
これから元の自分に戻るけど
それでもやっぱり素晴らしい
お互いの思い出が
この世のものとは思えない
鮮やかな幻になるんだから
好きになるつもりなんて
これっぽっちもなかったのに
気付いたら身動きできないほど囚われてた
目に入るものは一面の雪景色で
他には何も見えなくなったけど
それでもそれが救いだったの

