アイルランドのミュージシャン、シンガーソングライター。
ホージアはステージ名で、本名はアンドリュー・ホージア=バーン。
デビューシングル「Take Me to Church」を2013年にリリース、同年10月に本国アイルランドのシングルチャートで2位に達し、アイルランドのiTunesで1位を獲得、翌年、全米のシングルチャートで最高第2位を獲得。
米国、カナダ、デンマーク等でプラチナディスク認定されている。
2014年9月19日にデビューアルバム『Hozier』をリリースし、母国アイルランドで1位、米国で2位、英国では5位をそれぞれ獲得した。
HozierがThe Cutに説明したところによると、この曲は
「セクシャリティや性的指向というものはごく自然なもので、セックスは最も人間らしい行動のひとつなのに、教会のような(宗教)組織は、性的指向を恥ずかしいものだと教えて、人間らしさを損わせる怖れがある。すごく罪深いことだと思うし、神の意思にも反するものだと思う。だからこの曲は自分を認めて、セックスを通じて人間らしさを取り戻そう」
という内容なんだとか。
My lover’s got humor
She’s the giggle at a funeral
Knows everybody’s disapproval
I should’ve worshiped her sooner
If the Heavens ever did speak
She’s the last true mouth piece
Every Sunday’s getting more bleak
A fresh poison each week
We were born sick, you heard them say it
My church offers no absolution
She tells me ‘worship in the bedroom’
The only heaven I’ll be sent to
Is when I’m alone with you
I was born sick, but I love it
Command me to be well
Amen (x3)
Take me to church
I’ll worship like a dog at the shrine of your lies
I’ll tell you my sins and you can sharpen your knife
Offer me that deathless death
Good god, let me give you my life
Take me to church
I’ll worship like a dog at the shrine of your lies
I’ll tell you my sins and you can sharpen your knife
Offer me that deathless death
Good god, let me give you my life
If I’m a pagan of the good times
My lover’s the sunlight
To keep the goddess on my side
She demands a sacrifice
To drain the whole sea
Get something shiny
Something meaty for the main course
That’s a fine looking high horse
What you got in the stable?
We’ve a lot of starving faithful
That looks tasty
That looks plenty
This is hungry work
Take me to church
I’ll worship like a dog at the shrine of your lies
I’ll tell you my sins so you can sharpen your knife
Offer me my deathless death
Good god, let me give you my life
Take me to church
I’ll worship like a dog at the shrine of your lies
I’ll tell you my sins so you can sharpen your knife
Offer me my deathless death
Good god, let me give you my life
No masters or kings when the ritual begins
There is no sweeter innocence than our gentle sin
In the madness and soil of that sad earthly scene
Only then I am human
Only then I am clean
Amen (x3)
Take me to church
I’ll worship like a dog at the shrine of your lies
I’ll tell you my sins and you can sharpen your knife
Offer me that deathless death
Good god, let me give you my life
Take me to church
I’ll worship like a dog at the shrine of your lies
I’ll tell you my sins and you can sharpen your knife
Offer me that deathless death
Good god, let me give you my life
ちょっと面白いところがあって
お葬式の時なんか
あの子のことを見て
思わず笑っちゃうんだけど
それが顰蹙買ってることは
あの子もちゃんとわかってる
もっと早くにあの子のことを
認めておけばよかったよ
もし神がいて
何かのお告げがあるとしたら
それをちゃんと伝えられるのは
あの子くらいしかいないんだから
生きている本物の
預言者はあの子だけなんだ
日曜に教会に行っても辛いだけ
毎週うれしくないことを
次から次へと聞かされるから
生まれた時から出来損ないって
そう言うのを聞いただろ?
通ってるあの教会じゃ
赦しも与えてくれないけど
あの子はこう言ってくれるんだ
「ベッドルームでお祈りしなさい」
だから自分にとっての「天国」は
2人で過ごす時なんだ
生まれた時から出来損ない
だけどそれも悪くない
だからこそ良くなれるんだ
アーメン(3回繰り返し)
「教会」に連れてってくれ
そうすりゃまるで犬みたいに
でっち上げたものだって
有難がって拝んでやるよ
犯した罪も白状するから
思う存分いたぶってくれ
死にそうな目にあわせてくれよ *
ちくしょう,お前の好きにしろ
「教会」に連れてってくれ
そうすりゃまるで犬みたいに
でっち上げたものだって
有難がって拝んでやるよ
犯した罪も白状するから
思う存分いたぶってくれ
死にそうな目にあわせてくれよ
ちくしょう,お前の好きにしろ
もし昔の異教徒だったら
自分の好きな相手のことが
太陽の光みたいに思えるはず
だけどご加護を受けるには
自分の大事にしているものを
犠牲にする覚悟がいる
だから一面海が干上がるような
ことをしようと思ったら
少々のものじゃダメなんだ
キラキラと輝いて
何か中身のあるものが
メイン・コースに必要だけど
そんな傲慢許されるのか?
お前のその馬小屋には
一体何が隠れてるんだ?
飢えたファンならいくらもいる
味わいは最高だし
足りなくなることもない
本当に腹の減る
大変な仕事だよ
「教会」に連れてってくれ
そうすりゃまるで犬みたいに
でっち上げたものだって
有難がって拝んでやるよ
犯した罪も白状するから
思う存分いたぶってくれ
死にそうな目にあわせてくれよ
ちくしょう,お前の好きにしろ
「教会」に連れてってくれ
そうすりゃまるで犬みたいに
でっち上げたものだって
有難がって拝んでやるよ
犯した罪も白状するから
思う存分いたぶってくれ
死にそうな目にあわせてくれよ
ちくしょう,お前の好きにしろ
あの「儀式」が始まったら
もうどっちが偉いとか
そんなことはどうでもよくなる
だからそういう優しさまで
「罪」だって言うのなら
悲しくなるほど世俗にまみれて
どこかおかしいこの世の中に
純潔なんてものはないんだ
やっと「人間」になれた気がする
やっと「まとも」になれた気がする
アーメン(3回繰り返し)
「教会」に連れてってくれ
そうすりゃまるで犬みたいに
でっち上げたものだって
有難がって拝んでやるよ
犯した罪も白状するから
思う存分いたぶってくれ
死にそうな目にあわせてくれよ
ちくしょう,お前の好きにしろ
「教会」に連れてってくれ
そうすりゃまるで犬みたいに
でっち上げたものだって
有難がって拝んでやるよ
犯した罪も白状するから
思う存分いたぶってくれ
死にそうな目にあわせてくれよ
ちくしょう,お前の好きにしろ
(補足)
* deathless death・・・一説によると,いわゆるセックスの快楽,エクスタシーのことだそうです。
葬式でくすくす笑うんだ
みんなのひんしゅくを買うと知りながらも
もっと早く彼女にささやいてたらよかった
かつて天が声を届けたことがあるのなら
彼女が最後で本当の代弁者だろう
毎週日曜日はどんどん、わびしいものになっていく
毎週、新しい毒が盛られるんだ
「私たちは生まれながらにして病を抱えている」
君は彼ら(天)がそういうのを耳にした
僕の教会は免罪符は発行しない
彼女は僕に向かって
「ベットルームで拝まない?」って
僕が送られるだろう唯一の天国は
たった一人で君と一緒にいる時
僕は生まれながらにして病を抱えてる
でも、それがうれしいんだ
良くなるようにって、命令を下して
アーメン、アーメン、アーメン、アーメン
教会に連れて行ってください
君の嘘の聖堂にいる犬みたいに拝むよ
僕の罪を伝えて、君は小刀を研いで
不死の死を僕にください
すばらしい神様
僕の人生をあなたに捧げてもいいですか
教会に連れて行ってください
君の嘘の聖堂にいる犬みたいに拝むよ
僕の罪を伝えて、君は小刀を研いで
不死の死を僕にください
すばらしい神様
僕の人生をあなたに捧げてもいいですか
僕が良き時代の異教徒だったら
恋人は僕の太陽の光
そばに女神をおいておきたいのなら
彼女はそれなりの捧げものを要求する
海のみずを全部ひいてしまって
何か光るものを手に入れる
メイン料理には何か肉料理を出す
それはとても見栄えのいい傲慢(注:高い馬と英語で表現)で
馬屋で何を見つけた?
僕たちには飢えた忠実心があふれるほどあるんだ
それはおいしそうで、十二分にある
これは飢えた仕事なんだ
教会に連れて行ってください
君の嘘の聖堂にいる犬みたいに拝むよ
僕の罪を伝えて、君は小刀を研いで
不死の死を僕にください
すばらしい神様
僕の人生をあなたに捧げてもいいですか
教会に連れて行ってください
君の嘘の聖堂にいる犬みたいに拝むよ
僕の罪を伝えて、君は小刀を研いで
不死の死を僕にください
すばらしい神様
僕の人生をあなたに捧げてもいいですか
御主人様や王様はいらない
神事が始まったら
僕たちの優しい罪ほど甘い純潔はないよ
悲しい、地球上で起こっている狂気や穢れ
僕が人間であるのなら
僕が潔白であるのなら
アーメン、アーメン、アーメン、アーメン
教会に連れて行ってください
君の嘘の聖堂にいる犬みたいに拝むよ
僕の罪を伝えて、君は小刀を研いで
不死の死を僕にください
すばらしい神様
僕の人生をあなたに捧げてもいいですか
教会に連れて行ってください
君の嘘の聖堂にいる犬みたいに拝むよ
僕の罪を伝えて、君は小刀を研いで
不死の死を僕にください
すばらしい神様
僕の人生をあなたに捧げてもいいですか
アイリッシュ・タイムズ(The Irish Times)において、ホージアは
「恋に落ちたり、愛し合うことはすべてのもの、ことの死であるという、そういう経験をした。自分がすばらしい意味で死んでいく様を目にする。彼らの目を通して、自分自身を見つめたのなら。つまり、自分自身について信じていたものがどこかに行ってしまうんだ。死と新生という感じで。」
と語りっています。
またニューヨーク・マガジン(New York magazine)においては、
「性行為や性的指向はその指向(異性愛あるいは同性愛など)に関わらず、とても自然なこと。セックスをするという行為はもっとも人間らしい行為。でも、教会みたいな組織はその教義を通して、性的指向について恥じることをうまく教え、人間性を害しようとしている。これは罪なことであるし、神様に背くこと。この曲は、愛するという行為を通して自分自身を肯定し、人間性をもう一度取り戻そうとする内容だよ。」
とも言っています。
このビデオについては、
「この曲はもっとも自然体における人間性について書かれたもの。そして、宗教や組織あるいはどれだけ重要であるかを僕たちに説く人々、そういうことによって人間性がどれくらい絶え間なく害されているかを歌っている。ロシアで拡大していってるものは悪夢のほかなにものでもない。僕はこれらの考えをビデオに組み込むことを提案して、ブレンダン(ミュージック・ビデオの監督)はこのアイディアを気に入ったんだ。」
と。
ビデオでは、ロシアにおけるLGBT(L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー)への弾圧を批判しています。

