オーストラリアのシンガーソングライター。1980年、ベルギー生まれ。
2006年にアルバム『Like Drawing Blood』のヒットで、オーストラリア国内で知名度を獲得。
また、2011年に発表されたシングル『Somebody That I Used to Know』は、全世界18ヶ国で1位を獲得した彼の代表曲であり、この曲は3rdアルバム『Making Mirrors』に収録されている。
「人類が環境に及ぼす悪影響」をテーマにした歌詞ですが、その内容がコーマック・マッカーシー(Cormac McCarthy)がピュリッツアー賞を受けた「The Road」を連想させます。
この小説は、大災害で荒廃しきったアメリカで、一組の父子が辛く苦しい放浪の旅を続けるという内容です。
彼らの所持品は、古ぼけたショッピングカートに入ったものだけですが、それが物質社会や文明を象徴するスーパーマーケットで使われるショッピングカートという点に隠れた意味が感じられます。
楽しい話では決してありませんが、非常に引き付けられる作品で、描かれる荒廃した、暗く、埃っぽい風景にさえ、ある種の美が感じられます。
混沌・廃墟・暴力のような、通常なら美の感じられないところに存在する美です。
With our eyes wide open we ..
With our eyes wide open we …
So this is the end of the story
Everything we had, everything we did
Is buried in dust
And this dust is all that’s left of us
But only a few ever worried
Though the signs were clear, they had no idea
You just get used to living in fear
Or give up
When you can’t even picture your future
We walk the plank with our eyes wide open
Some people offered up answers
We made out like we heard, but they were only words
They didn’t add up
To a change in the way we were living
And the saddest thing
Is all of it could have been avoided
But it was like to stop consuming is to stop being human
And why would I make a change if you won’t?
We’re all in the same boat, staying afloat
For the moment
And we walk the plank with our eyes wide open, we….
Walk the plank with our eyes wide open
With our eyes wide open, we….
Walk the plank, we walk the plank
So that is the end of the story
これが人間の行き着く先 人間の終末だ
今まで手にしたものもやってきたことも
なにもかもが灰に埋もれしまった
そして人間は結局こんな灰しか残せなかったんだ
だけどほとんどの人はそんなこと気にしなかった
こうなる恐れはあったのに
どうすればいいのかわからなくて
不安は感じてたけど、
気がつくとそれが当たり前になった
最初からさじを投げた人もいた
これから先どうなってしまうのかが想像できないから
足元には一枚の細長い板しかないのに、その上を怖がりもせず大きく眼を開けて歩いてしまうんだ
どうすればいいのか教えてくれた人もいた
一応聞いてるふりはしたけれど、最終的には右から左で、ただのたわごとだと思ってた
それで何かが変わるわけでもなく
今まで通りの生き方をそのまま続けていたんだ
悔しくてたまらないよ
だってその気にさえなれば、こんなことみんな避けられたんだから
だけど使い捨ての生活を止めたらもう人間じゃなくなるような気がしたんだよ
それに誰もやってないのになんで自分が、なんて考えてた
でも人間はひとつの舟に乗った運命共同体で、
地球の歴史という海原に、
ほんの短い間、やっと浮かんでるだけ
それなのに一枚の細長い板の上を、怖がりもせず大きく目を開けて歩いているんだ
終末に向かって・・・

