イギリスの4人組ロックバンド。
メンバー4人とも教師の息子。

デビュー・アルバム『パラシューツ』とシングル「Yellow」の大ヒットにより世界的な成功を得た。
現在までに総計6600万枚以上のアルバムを売り上げ、2000年代における最も成功したバンドのひとつである。

代表曲は、「イエロー」、「スピード・オブ・サウンド、「クロックス」、「美しき生命」など。

『The Scientist』同様、この曲もかなり暗めの曲です。
曲の最初から最後まで、主人公は自分のしでかしたことを後悔していますが、その一方で
「面倒に巻き込むつもりはなかったし
 迷惑をかけるつもりもなかったんだ
 実際に迷惑がかかったとしても
 傷つけてやろうなんて
 そんなつもりは少しもなかった」
と言って、自分の立場を「説明」しようとしています。

お気づきでしょうか?実は歌詞の中で彼は一度も「悪かった」と言っていません。

Oh, no, I see
A spider web, it’s tangled up with me,
And I lost my head,
The thought of all the stupid things I’d said,

Oh, no, what’s this?
A spider web, and I’m caught in the middle,
So I turned to run,
The thought of all the stupid things I’ve done,

And I never meant to cause you trouble,
And I never meant to do you wrong,
And I, well, if I ever caused you trouble,
Oh no, I never meant to do you harm.

Oh, no, I see
A spider web, and it’s me in the middle,
So I twist and turn,
Here am I in my little bubble,
Singing out…

I never meant to cause you trouble,
And I never meant to do you wrong,
And I, well, if I ever caused you trouble,
Oh, no, I never meant to do you harm.

They spun a web for me,
They spun a web for me,
They spun a web for me.

そうだったんだな やっとわかったよ
蜘蛛の巣がに絡め取られてたんだ
それでひどくうろたえた
バカなことを口にした
そのことに気づいてしまったから

最悪だ,どうしたんだろう?
蜘蛛の巣みたいな状況に
すっかり捕まってしまってた
それでそこから逃げようとした
あんなバカなことを
自分がやったって認めたくなくて

面倒に巻き込むつもりはなかったし
迷惑をかけるつもりもなかったんだ
実際に迷惑がかかったとしても
傷つけてやろうなんて
そんなつもりは少しもなかった

そうだったんだな,やっとわかったよ
蜘蛛の巣みたいな状況に
すっかり捕まってしまってた
そこから逃げようと
あれこれ身をよじってみるけど
この通り,大したことない自分の頭の中で
こうやって叫んでるだけなんだ

面倒に巻き込むつもりはなかったし
迷惑をかけるつもりもなかったんだ
実際に迷惑がかかったとしても
傷つけてやろうなんて
そんなつもりは少しもなかった

蜘蛛の糸に絡め取られて
身動きが取れなくなってる
この身に蜘蛛の巣が
絡みついてる