アメリカのロックバンド。
バンド名の由来は、通りがかりのトラックの運転手がハリーにかけた言葉(”Hey Blondie”=「よぉ、ブロンドのお姉ちゃん」)から。
1974年にニューヨークで結成され、6枚のアルバムを発表した後、1982年に解散した。
映画『アメリカン・ジゴロ』のテーマ「コール・ミー」は、米英でナンバーワンヒットとなった。
1997年に再結成し、新作も発表している。
2006年、ロックの殿堂入りを果たす。
Blondie / One Direction
この曲は映画「コヨーテ・アグリー」に使用されていますが、そもそも一体何について歌った曲なのでしょうか?
これまでそのことについて考えたことはないのですが、なんとなく片思いの曲であって、相手のことが好きになった主人公がどうにかして相手と付き合おうとする曲だと思っていました。
しかし実際は違います。どうやらストーカーの曲であるようです。
リード・ヴォーカルのDeborah Harryは、これは70年台に付き合っていたストーカーチックな元彼について書いた曲だと語っています。当時まだ「ストーカー」という言葉はなかったと思いますが、そういう人間は間違いなく存在したわけですね。
One way or another I’m gonna find ya
I’m gonna getcha getcha getcha getcha
One way or another I’m gonna win ya
I’m gonna getcha getcha getcha getcha
One way or another I’m gonna see ya
I’m gonna meetcha meetcha meetcha meetcha
One day, maybe next week
I’m gonna meetcha, I’m gonna meetcha, I’ll meetcha
I will drive past your house
And if the lights are all down
I’ll see who’s around
One way or another I’m gonna find ya
I’m gonna getcha getcha getcha getcha
One way or another I’m gonna win ya
I’ll getcha, I’ll getcha
One way or another I’m gonna see ya
I’m gonna meetcha meetcha meetcha meetcha
One day, maybe next week
I’m gonna meetcha, I’ll meetcha
And if the lights are all out
I’ll follow your bus downtown
See who’s hanging out
One way or another I’m gonna lose ya
I’m gonna give you the slip, a slip of the lip or another
I’m gonna lose ya, I’m gonna trick ya, I’ll trick ya
One way or another I’m gonna lose ya
I’m gonna trick ya trick ya trick ya trick ya
One way or another I’m gonna lose ya
I’m gonna give you the slip
I’ll walk down the mall
Stand over by the wall
Where I can see it all
Find out who ya call
Lead you to the supermarket checkout
Some specials and rat food, get lost in the crowd
もう逃がさないから
体裁なんて構ってられない きっと振り向かせてみせるから
諦めたりするもんか
どにかくこうなったら,どうにかして顔を合わせて
ちゃんと知り合いになるんだから
いつかきっとそうなるよ 早けりゃ来週にそうなれるかも
そして友達になるんだよ
だから車で家の前を通った時
家中が薄暗くなってたら
誰と一緒なのか調べるよ
どんな手段を使ってでも,きっと見つけ出す
もう逃がさないから
体裁なんて構ってられない きっと振り向かせてみせるから
諦めたりするもんか
どにかくこうなったら,どうにかして顔を合わせて
ちゃんと知り合いになるんだから
いつかきっとそうなるよ 早けりゃ来週にそうなれるかも
そして友達になるんだよ
灯りがすっかり消えてたら
繁華街までバスを追って
誰と一緒なのか調べるよ
いずれいつかは別れる時が来る
そしたらそこから上手く逃げ出すよ
うっかり余計なことを言っちゃって
別れることになるんなら
そうならないよう,手を打つよ
別れることになるんだから
捕まらないようにしてみせるよ
ショッピング・センターを歩き回って
壁のとこに立ってみる
そこからなら何もかもがよく見えるから
電話の相手もつきとめられる
スーパーのレジに連れてって
お買い得品やネズミのエサを買った後 *
人混みに紛れていなくなるから
(補足)
* ショッピング・センターの箇所に登場する「rat food」という単語。
これが一体何を表しているのかは明確ではありません。
「最終的にネズミに食われてしまうもの」という意味であるとすれば「食料品」というほどの意味でしょうが、一応訳文では「ネズミのエサ」とそのまま訳しました。
ただこの単語を最初に目にした時、実は最初に脳裏に浮かんだ物は「殺鼠剤」でした。
そして仮にこの意味だと考えると、恐ろしさに一層拍車がかかりそうです。

