オーストラリアのシンガーソングライター。1980年、ベルギー生まれ。
2006年にアルバム『Like Drawing Blood』のヒットで、オーストラリア国内で知名度を獲得。
また、2011年に発表されたシングル『Somebody That I Used to Know』は、全世界18ヶ国で1位を獲得した彼の代表曲であり、この曲は3rdアルバム『Making Mirrors』に収録されている。
ARIA 2011前のインタヴューでGotyeは、「自分はずっとポップソングを作りたかった」と語っています。
確かにSTIUTKはそうでしょう。
これに対し、この曲Babyはあまりポップぽくないのですが、彼にはこの手の曲が結構あって、それが特徴と言えるような気もします。
やや暗めの曲調で、スローテンポの『Depeche Mode』っぽい曲。
私の好きな『Hearts A Mess』もこの手の曲ですが、この曲とHAMの間には共通するものがあると思います。
さて、STIUTKはUSのみならず、UKやヨーロッパそして勿論オーストラリアでも信じられないようなヒットになりました。
どうかこのことでGotyeや彼の音楽に悪影響が出ないよう願いたいところですが、今のところは大丈夫そう。
Gotye、頑張れ。
Live from day to the next day
Try to satisfy the cravings before they
Consume you
Colours are brighter
The world can excite you
When you’re under its spell
You can tell
All too well
That without it life would be hell
And time is passing you by
It marks no moment of your life
When you submit yourself to be numb,
The fear disappears,
And everything seems clear
When the emptiness is upon you
It fills you up like a balloon
And you float
High up over the real world,
And think of when
You were a little girl again
Where would you go, baby?
What could you do?
Didn’t you hear, baby?
Nothing is sure but uncertainty
You can feel the hunger inside you
But the longing will no longer guide you onwards,
Sinking into the floorboards
Where the rats eat at your will
And do it until,
Your belly aches
And your soul will not be still
Wrench yourself from your demons
For far too long you’ve believed them
When they told you you were weak
Take a step in the tunnel
With the light ‘round the bend
In the end
You can start to make amends
Who knows where you’ll go, baby
So much you could do!
Haven’t you heard, baby?
All would be well
If you want it to
物欲とか虚栄心とか
そんなものに踊らされて
それが満たされなきゃ
どうにかなりそうな気がしてる
確かに,そういうものを手にしてる時は
目に映るもの全てが
なにもかもキラキラと輝いて見えて
今いるこの世界も
感動と驚きに満ちた
素晴らしい世界になる
だから,それでついついこう考えてしまうんだ
本当はそうじゃないのに
それがなくなってしまったら
人生に楽しいことなんてひとつもなくて
苦しくて辛いばかりなんだって
ただ,そうしているこの間にも
時間は無情に過ぎていく
華やかでびっくりするような出来事が
自分の人生に起こるわけでもない
だけど,心を空っぽにして
そのことを受け容れられたら
そんな不安や怖れはすっかり消えて
なにもかもがはっきりわかってくるんだよ
富とか名誉とか,そんなものはただの幻で
そのことに意味なんかないって気づくと
現実の世界によくある悩みは
大したことじゃないって思えてくる
そうなったら,少々のことは気にならなって
また,子どもだった頃のように
人生を楽しむことができるんだ
ねえ,それでどうするの?
何ができるの?
ねえ,聞いたことない?
この世に確かなものなんてない
確かなのは,そのことだけだって
今でも心のなかには
その「満たされない思い」がまだある
だけどもう
そうなりたい,そうしたいという憧れだけでは
前へは進めなくなってる
床板のなかに沈み込むほど
これ以上ない最低の気分になって
何をやる気もなくなってしまう
そうすると,食べ物を食い散らかすねずみのように
その「満たされない思い」に振り回され
心をかき乱されて
穏やかな気持ちでいられなくなる
だから物欲とか虚栄心なんて
有難くないもののことは忘れて
自分を取り戻すんだ
今までずっと
そんなものを信じて
踊らされてきたんだから
富とか名声とか
そんなものに頓着しなくなった君を見て
まだそんなものにとらわれてるヤツは
君を負け犬とバカにするかもしれないけど
そう言われても
自分が大切だと思うものを信じて
あえてトンネルの暗闇に踏み込んでごらん
確かに途中は苦しいかもしれないけど
いつかはきっと楽になる
本当の気持ちは
自分にしかわからないよ
他人に決めてもらうものじゃない
だけどその気になりさえすれば
出来ることはいくらでもある!
知ってるだろ?
なんだってできるんだ
心の底からそうしたいと思えばね