イギリスのミュージシャン、フローレンス・ウェルチを中心とするバンド。
ロックとソウルに色々なジャンルの音楽を組み合わせたサウンドで知られる。

2009年発売されたデビュー・アルバム『ラングス』は、全英アルバムチャートで5週連続2位を記録した後、2010年1月17日に首位を獲得。(首位を獲得するまで28週間連続でチャート入り)
また、65週に亘って上位40位内に入った。

アルバムは、ブリット・アワードのマスターカード・最優秀ブリティッシュ・アルバム賞を受賞した。2010年にMTV Video Music Awards、ノーベル平和賞コンサートに出演。第53回グラミー賞で新人賞にノミネートされた。

このミュージック・ヴィデオ…歌舞伎リスペクトなんでしょうか?

もう見ている間中、頭のなかを「暫(しばらく)」という字がぐるぐる回ってしまったのですが、それ以上に困ったのがFlorenceがCher姐さん系列に思えたこと。

姐さんとは違い、声が低くないので、その点(どの点かは敢えて詳らかにはいたしませんが)は問題なかったのですが…
踊りがその分斬新過ぎ!!もはやこれはダンスではなく、「舞踏」なのではないかと。白塗りもしてますし。

さらにFlorenceのメイクを見ているとどうしてもコレ(鷹の爪団)が浮かんでしまい…

とにかく見終わった後、意味なく疲れるヴィデオではありました。

Happiness hit her like a train on a track
Coming towards her stuck still no turning back
She hid around corners and she hid under beds
She killed it with kisses and from it she fled
With every bubble she sank with her drink
And washed it away down the kitchen sink

The dog days are over
The dog days are done
The horses are coming
So you better run

Run fast for your mother, run fast for your father
Run for your children, for your sisters and brothers
Leave all your love and your longing behind
You can’t carry it with you if you want to survive

The dog days are over
The dog days are done
Can you hear the horses?
‘Cause here they come

And I never wanted anything from you
Except everything you had and what was left after that too, oh
Happiness hit her like a bullet in the back
Struck from a great height by someone who should know better than that

The dog days are over
The dog days are done
Can you hear the horses?
‘Cause here they come

Run fast for your mother, run fast for your father
Run for your children, for your sisters and brothers
Leave all your love and your longing behind
You can’t carry it with you if you want to survive

The dog days are over
The dog days are done
Can you hear the horses?
‘Cause here they come

The dog days are over
The dog days are done
The horses are coming
So you better run

このミュージック・ヴィデオ…歌舞伎リスペクトなんでしょうか?

もう見ている間中、頭のなかを「暫(しばらく)」という字がぐるぐる回ってしまったのですが、それ以上に困ったのがFlorenceがCher姐さん系列に思えたこと。

姐さんとは違い、声が低くないので、その点(どの点かは敢えて詳らかにはいたしませんが)は問題なかったのですが…
踊りがその分斬新過ぎ!!もはやこれはダンスではなく、「舞踏」なのではないかと。白塗りもしてますし。

さらにFlorenceのメイクを見ているとどうしてもコレ(鷹の爪団)が浮かんでしまい…

とにかく見終わった後、意味なく疲れるヴィデオではありました。

Happiness hit her like a train on a track
Coming towards her stuck still no turning back
She hid around corners and she hid under beds
She killed it with kisses and from it she fled
With every bubble she sank with her drink
And washed it away down the kitchen sink

The dog days are over
The dog days are done
The horses are coming
So you better run

Run fast for your mother, run fast for your father
Run for your children, for your sisters and brothers
Leave all your love and your longing behind
You can’t carry it with you if you want to survive

The dog days are over
The dog days are done
Can you hear the horses?
‘Cause here they come

And I never wanted anything from you
Except everything you had and what was left after that too, oh
Happiness hit her like a bullet in the back
Struck from a great height by someone who should know better than that

The dog days are over
The dog days are done
Can you hear the horses?
‘Cause here they come

Run fast for your mother, run fast for your father
Run for your children, for your sisters and brothers
Leave all your love and your longing behind
You can’t carry it with you if you want to survive

The dog days are over
The dog days are done
Can you hear the horses?
‘Cause here they come

The dog days are over
The dog days are done
The horses are coming
So you better run

幸せになるチャンスがやってきた
列車が線路を走るように,彼女の元にやって来て
すごい強さで跳ね飛ばされた
以来そのことが気になって,いつまで経っても消えてかない
気付くといつも考えてる
それでなんだか怖くなって,物陰やベッドの下に身を隠した
キスすることで誤魔化して,そのチャンスから逃げ出した
お酒を飲んで気を紛らわせ
その幸せを台所流しのなかで
泡と一緒に洗って捨てた

だけどトンネルは抜けたんだ
失意の日々はもう終わり
幸せという名前の馬がもうすぐそこまで来てるから
逃さないように急がなきゃ

親のため全力で追いかけろ
子どもだって,きょうだいだって
そうしてくれるのを願ってる
好きだったとか,憧れてたとか,そんなの忘れて構わないから
なりふりかまわず突っ走れ
ここで終わりたくなかったら,そんなものは放っておくんだ

だってトンネルは抜けたんだ
失意の日々はもう終わり
聞こえるよね?幸せという名の馬の蹄が
やっとこの日が来たんだから

「お前に期待なんかしてなかったね
持ってるものをありったけ,何もかも奪えばそれでよかった」
だけど(こんな状態でも)幸せになるチャンスはやってきた
背中を銃で撃たれたみたいにすごい衝撃で辛かったけど
空の上の方にいて,もっともののわかってる
誰かが教えてくれたんだ

だってトンネルは抜けたんだ
失意の日々はもう終わり
聞こえるよね?幸せという名の馬の蹄が
やっとこの日が来たんだから

親のため全力で追いかけろ
子どもだって,きょうだいだって
そうしてくれるのを願ってる
好きだったとか,憧れてたとか,そんなの忘れて構わないから
なりふりかまわず突っ走れ
ここで終わりたくなかったら,そんなものは放っておくんだ

だってトンネルは抜けたんだ
失意の日々はもう終わり
聞こえるよね?幸せという名の馬の蹄が
やっとこの日が来たんだから

だってトンネルは抜けたんだ
失意の日々はもう終わり
幸せという名前の馬がもうすぐそこまで来てるから
逃さないように急がなきゃ

(補足)

この曲に登場する一人称、すなわち
「And I never wanted anything from you」の「I」とは一体誰なのか?
通常一人称は歌っているアーティストである場合がほとんどですが、どうやらこの場合はそうとも言い切れないようです。

そもそもこの曲は人によって解釈が実にまちまちで、一応ここでは(DVなどの)ひどい男から逃げ出す女性を主人公にして和訳しています。
しかし、それ以外にも様々な解釈が存在します。

なかでも面白いと思ったのが、アルコール依存症の女性が依存症を治そうと決意するという解釈。
前述の「I never wanted anything from you」の箇所も、訳文では1行目は相手の男が実際に主人公に言ったこと。
2行目はその男が心の中でつぶやいたことという解釈ですが、この部分を酒が主人公に語っていると考えることも可能です。

また、同じ連に登場する「someone who should know better than that」が誰を指すのかに関しても、これといって決定的な解釈はありません。
訳文では
「空の上の方にいて もっともののわかってる
 誰かが教えてくれたんだ」(=神)
としましたが、あくまでも私が想像したに過ぎないので、これが正しいとは言い切れません。

例えば、前述のアルコール依存の解釈を取ると、この箇所は「アルコール依存にならなかったらそうであったであろうもう一人の自分」と取ることもできます。