アメリカ合衆国の女優、歌手、アイドル。
10歳のとき、テレビ番組『バーニー&フレンズ』でデビュー。2008年にディズニー・チャンネルで放送されたテレビ映画『キャンプ・ロック』のヒロイン・ミッチー役で一躍大ブレイク。同作品の続編、『キャンプ・ロック2 ファイナル・ジャム』も大ヒットし、ワールドツアーも行った。
非常に高い歌唱力の持ち、2ndアルバムで作曲にかかわったジョン・メイヤーも彼女を一目置いている。
2013年リリースの4thアルバム「DEMI」からのファースト・シングル。
Puttin’ my defences up
‘Cause I don’t wanna fall in love
If I ever did that
I think I’d have
a heart attack
Never put my love out
on the line
Never said yes to the right guy
Never had trouble getting
what I want
But when it comes to you,
I’m never good enough
When I don’t care
I can play ‘em
like a Ken doll*
Won’t wash my hair
Then make ‘em bounce
like a basketball
But you make me wanna act
like a girl
Paint my nails
and wear high heels
Yes, you make me so nervous
And I just can’t hold your hand
You make me glow,
but I cover up
Won’t let it show, so I’m
Puttin’ my defences up
‘Cause I don’t wanna
fall in love
If I ever did that
I think I’d have
a heart attack
…
Never break a sweat
for the other guys
When you come around,
I get paralyzed
And every time
I try to be myself
It comes out wrong
like a cry for help
It’s just not fair
Pain’s more trouble
than love is worth
I gasp for air
It feels so good,
but you know it hurts
But you make me
wanna act like a girl
Paint my nails and wear perfume
For you.
Make me so nervous
And I just can’t
hold your hand
You make me glow,
but I cover up
Won’t let it show, so I’m
Puttin’ my defences up
‘Cause I don’t wanna
fall in love
If I ever did that
I think I’d have
a heart attack
…
The feelings are lost
in my lungs
They’re burning,
I’d rather be numb
And there’s no one else to blame
So scared I take off in a run
I’m flying too close to the sun
And I burst into flames
You make me glow,
but I cover up
Won’t let it show, so I’m
Puttin’ my defences up
‘Cause I don’t wanna
fall in love
If I ever did that
I think I’d have
a heart attack
…
私は恋に落ちたくないんだから
もしそうなったら
私は心臓発作を
おこしちゃうと思うから
私の愛を道筋から
外したことはないの
正しい男に対してイェスと言ったことはない
欲しいものを手に入れるのに
問題なんてなかったわ
でもあなたの場合になったら
満足できたことなんてなかった
気にしていなかった時は
私はみんなをケンみたいに
手玉にとってたわ
髪の毛も洗わずに
それでみんなを
バスケットボールみたいに跳ね回らせてた
でもあなたには
女の子みたいに振舞いたくなるの
爪に色を塗って
ハイヒールを履いて
ええ、あなたは私をナーバスにさせる
それでもただ、あなたの手を握れないのよ
あなたは私をきらめかせ、
私はそれを覆い隠すの
見せやしないわ、だって私は
防御壁を高く揚げて
私は恋に
落ちたくないんだから
もしそうなったら
私は心臓発作を
おこしちゃうと思うから
…
他の男に甘い顔なんか
したことないわ
あなたが近くに着たら、
私は麻痺してしまうの
私が私らしく
いようとするたびに
泣いて助けを請うたり、
いつも間違った事になる
フェアじゃないわ
苦しみは、
愛の価値よりも大きな問題だわ
空気を求めてあえいで
最高の気分だわ、
でもねえそれがとても痛いの
でもあなたには女の子みたいに
振舞いたくなるの
爪に色を塗って香水をつけて
あなたのせいで、
私はとてもナーバスになる
それでもただ、
あなたの手を握れないのよ
あなたは私をきらめかせ、
私はそれを覆い隠すの
見せやしないわ、だって私は
防御壁を高く揚げて
私は恋に
落ちたくないんだから
もしそうなったら
私は心臓発作を
おこしちゃうと思うから
…
肺の中で
気持ちが迷子になっているわ
焼け焦げて、
感覚がなくなるほうがマシね
そして責めるべき相手は誰もいない
とても怖いの、私は走って飛び立つ
太陽にとっても近くを飛んで
炎の中で破裂するわ
あなたは私をきらめかせ、
私はそれを覆い隠すの
見せやしないわ、だって私は
防御壁を高く揚げて
私は恋に
落ちたくないんだから
もしそうなったら
私は心臓発作を
おこしちゃうと思うから
…
だって好きになりたくないから
もしそうなったりしたら
きっと心臓が止まっちゃうよ
なりふりかまわず好きになるなんて
今まで一度もなかったし
ちゃんとした人から誘われても
いつもずっと断ってきた
望めばなんでも手に入ったのに
今回だけは
どうしてもそうなれなくて
どうでもいい相手とは
ケン人形で遊ぶみたいに
からかったりできてたの
髪もわざとキレイにしない
そしたらバスケットのボールみたいに
相手はリバウンドして逃げてくから
なのに今回だけはそうなれない
まるで女の子みたいに振る舞っちゃう
ネイルの手入れにハイヒール
本当にすごく緊張しちゃうから
手を握ることさえできないよ
つい顔が赤くなるけど
必死にそれを隠してる
気づかれないようにしてるんだ
だから
またガードを固くしなきゃ
だって好きになりたくないから
もしそうなったりしたら
きっと心臓が止まっちゃうよ(3回繰り返し)
他の人ならどうってことないのに
その人が周りにいると固まっちゃう
自分に素直になろうとすると
必ずいつも裏目に出て
切羽詰ってるみたいに見えちゃうよ*
こんなのヒドイよ
恋すると楽しいこともあるけれど
辛いことの方がずっと多いの
このままじゃ息さえできない
すごく幸せなんだけど,でもやっぱり苦しいよ
なのに今回だけはそうなれない
まるで女の子みたいに振る舞っちゃう
ネイルだって気になるし
いい匂いだってさせたくなる
本当にすごく緊張しちゃうから
手を握ることさえできないよ
つい顔が赤くなるけど
必死にそれを隠してる
気づかれないようにしてるんだ
だから
またガードを固くしなきゃ
だって好きになりたくないから
もしそうなったりしたら
きっと心臓が止まっちゃうよ(3回繰り返し)
あの気持ちは
もう胸の中でどこかへ行っちゃった
すごく辛くて傷ついたから,もうあんな気持ちにはなりたくない
しかも悪いのは他人じゃない
みんな自分のせいだから
つい怖くて逃げだしちゃう
これじゃ太陽に近過ぎるから
すぐに火を噴いて燃え上がりそう
つい顔が赤くなるけど
必死にそれを隠してる
気づかれないようにしてるんだ
だから
またガードを固くしなきゃ
だって好きになりたくないから
もしそうなったりしたら
きっと心臓が止まっちゃうよ(5回繰り返し)
この第2連を最初に見た時は、かなり違和感を覚えました。
ケン(バービー人形のボーイフレンド)
髪の毛を洗わない
バスケットボール
と、全く脈絡がなく登場するからです。
ほどなくこれが要するに押韻(rhyming)するために、こうなってるのだと気づきました。
When I don’t care
I can play ‘em like a Ken doll
Won’t wash my hair
Then make ‘em bounce like a basketball
実はこういう例は他にも結構あり「何故ここで突然この単語が?何か特別な意味でもあるのか?」と思う場合は、押韻上の都合である場合が非常に多い。
例えば、一方向のGotta Be Youの第1連に「anoint(聖油で清める)」という単語が登場します。
和訳した当時、初めて見た単語で大変な違和感を感じたことを覚えていますが、これもおそらく押韻上の都合かと思われます。
というのもその前にdisappointedがあるからです。
Girl I see it in your eyes you’re disappointed
‘Cause I’m the foolish one that you anointed with your heart
I tore it apart
もう一つ例を挙げましょう。
Mat KearneyのShips In The Nightにはこういう箇所が登場します。
Fist fly from my mouth as it turns south
当然のことながら、当時大変悩みました。何か「南」でないといけない理由があるのか?何かのイディオムなのかと。しかし、おそらく違うと思います。
押韻の都合上、mouthに合わせる必要があっただけでしょう。
turn southというイディオムはあるのですが(株価などが)下がるという意味です。
このように、訳者を非常に翻弄する押韻ですが、全く意味がないかというとそういうわけでもありません。
押韻が整っていると、耳に残りやすい上に歌詞を思い出しやすくなるため、記憶に残るという点で重要な役割を果たすように思われます。