アメリカのポップ・パンク・バンド。ポップ・パンクの代表的なバンドの一つ。
もともとは「Blink」というバンド名だったが、アイルランドの同名のバンドから訴訟を起こされ、やむなく「Blink 182」と変更した。「182」という数字の由来ははっきりとはせず、ベースのマーク・ホッパスによれば、「たまたま泊まっていたホテルの部屋番号から」、ギターのトム・デロングによれば、「マークが逮捕され、法廷に呼び出されたときの整理番号」とのこと。

裸で街の中を駆け回ったり、アイドルグループを馬鹿にしたPVが若者を中心に支持され、MTVで大量にオンエアされる。その同時期に発表した「エニマ・オブ・アメリカ」が全世界で700万枚の売り上げを突破し、世界各国で数々の賞を総なめにするなど、爆発的なヒットを記録した。
同アルバムは、新世代パンクの始まりを告げるようにランシドやグリーン・デイの作品を担当していたジェリー・フィンをプロデューサーに迎え、パンクにもかかわらずポップで洗練された音を実現させた。

2005年に無期限の活動休止を宣言。2009年活動再開。

今まで和訳してきたなかでも曖昧さにおいては間違いなくトップに入ります!

いや、歌のあらすじ(=相手とまた付き合いたい)はわかるのですが、とにかく詳細が不明。
「死体安置所の背景に映る影」とは何なのか?
「谷の暗闇に怯える不運な犠牲者」とは何を意味するのか?
相手は亡くなったのか?はたまた単に別れただけなのか?

ヴィデオでは2人が1番と2番の歌詞をそれぞれ分けて歌っています。
思うにそれぞれが、別の2人の人間の心情を語っているんじゃないでしょうか?

1番目の歌詞に出てくる相手はもう亡くなっています。
主人公がその人に会えるのは夢の中だけ。

これに対して、2番の歌詞では、「君になかなか電話できない」という箇所から見て相手はまだ生きています。

歌詞には、ティム・バートンの「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」を思わせる箇所がいくつも出てきます。

(I miss you miss you)

Hello there the angel from my nightmare
The shadow in the background of the morgue
The unsuspecting victim of darkness in the valley
We can live like Jack and Sally if we want
Where you can always find me
And we’ll have Halloween on Christmas
And in the night we’ll wish this never ends
We’ll wish this never ends

(I miss you I miss you)
(I miss you I miss you)

Where are you and I’m so sorry
I cannot sleep I cannot dream tonight
I need somebody and always
This sick strange darkness
comes creeping on so haunting every time
And as I stared I counted
The Webs from all the spiders
Catching things and eating their insides
Like indecision to call you
and hear your voice of treason
Will you come home and stop the pain tonight
Stop this pain tonight

Don’t waste your time on me you’re already
The voice inside my head (I miss you miss you)

(I miss you miss you)

(会いたいよ)

久しぶりだね
僕の見る夢は悪夢だけど、君に会えると救われるよ 天使みたいだ
君は死体安置所の背景に映る影で、
谷の暗闇に怯える、不運な犠牲者だ
でも望むならこの悪夢の中で、一緒にジャックとサリーのように暮らしていける
そこでならいつでも僕に会えるし
クリスマスにハロウィンを祝ってもかまわないんだ
夜になったら朝が来ないように祈ろうよ
一緒に

(会いたいよ)
(会いたいよ)

一体どこにいるの すごく残念だよ
今夜は眠れなくて夢がみられない
いつも誰かにいてほしいのに一人ぼっちなんて
だって夜になると、気持ち悪くてヘンな影が
いつも蜘蛛みたいに忍び寄ってきて
僕にしつこくつきまとう
だから僕はその暗闇をじっと見つめて
その巣を数えるんだ
蜘蛛は獲物を捕まえて内側から食い荒らすけど
今の僕の状態はまさにそんな感じだ
声を聞くと裏切られた記憶が蘇りそうで
君になかなか電話できないけど、
そのせいでどんどん自分が苦しくなっていくんだ
お願いだよ 今すぐ僕のところに戻ってきてよ
戻って僕の痛みを癒してよ

もうこれ以上僕を悩ませる必要なんてないんだ
放っておいても君のことが忘れられないんだから(5回繰り返し)

(会いたいよ)